PTA就任の挨拶【例文付き】～前向きな挨拶で明るい1年に～

　いよいよ新学期も目前に迫った今の時期。
　小学生のお子さん（または今年から小学校に上がるお子さん）をもつお父様、お母様の中には、PTA役員に就任することになり、ユウウツな気分でお過ごしの方もいらっしゃるのではないでしょうか？
　特に、PTA役員になると最初にしなければならないのが、就任の挨拶。
　普段人前で話す機会のない方だと、億劫でたまりませんよね？
　そこで、PTA役員就任の挨拶の例文と、上手な挨拶のためのコツを紹介します。

PTA役員就任の挨拶～例文～

　皆さん初めまして。
　今年度、PTA会長を指せていただくことになりました桜木涼子と申します。
　正直に申し上げますと、会長にご推薦いただきましたときは何度も辞退申し上げました。
　と申しますのも、前任の○○様が大変立派に職務を全うされていましたので、その後任は荷が重すぎると感じたからです。
　ですが、熱心に誘ってくださった旧役員の皆様、そして新役員の皆様の熱意に押され、思い切ってお引き受けすることにいたしました。
　まだまだ右も左も分からない状態ですが、引き受けた以上は粉骨砕身の思いで最後まで走り切る所存です。
　どうかご支援、ご協力のほどを、よろしくお願い申し上げます。
　学級崩壊や登校拒否などが声高に叫ばれる昨今。
　私たち保護者もPTAを通じて子供たちのより良い生活のために学校と協力していかなくては考えています。
　どうぞ一年間、よろしくお願いいたします。

　皆さん、こんにちは。
　本日は平成３１年度PTA総会にご出席いただき、誠にありがとうございます。
　私は今年度のPTA会長を務めさせていただきます、桜木でございます。
　このような大役を引き受けるのは初めてのことなので、不安な気持ちもあります。
　ですが、精一杯やらせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
　
　これまでは仕事や親の介護を言い訳に、どちらかといえばPTA活動には参加していませんでした。
　ですが、今日も小学校の門をくぐる時に子供たちの笑顔を目の当たりにし、元気な我が子の姿を間近で見られることは、むしろ特権だとすら思うようになりました。

　育児放棄やいじめなど、現代の子供を取り巻く環境は必ずしも明るいものばかりではありません。
　しかし、だからこそ、PTA活動を通して子供たちの居場所である小学校が少しでも明るい場所であるように、
　子供たちが笑顔でいられる場所であるように、一人の保護者として今年度の活動を進めていけたらと考えております。

　何かと至らぬ点があるかとは存じますが、精一杯やらせていただきます。
　どうぞよろしくお願いいたします。

　皆さん初めまして、本年度PTA会長に就任いたしました、桜木と申します。
　正直に申しますと、会長のお話を頂いた当初は、あまりにも荷が重すぎると思い何度もご辞退申し上げました。
　ですが、子供たちの様子を間近で見られることもPTA活動の醍醐味であるかと考えるに至り、思い切ってお引き受けした次第でございます。
　このような仕事を過去に引き受けたことがないため、なにぶん至らぬも多々あるかと存じます。
　しかしながら、いったん引き受けた以上は精一杯やらせていただきますので、皆様からも暖かいお力添えを頂けましたら幸いです。
　
　最近では格差社会や、先生方の過重労働など、子供たちを取り巻くニュースは決して明るいものばかりではありません。
　そうしたピンチの時こそ、私たち保護者と学校とがしっかりと手を取り合って、子供たちをサポートしていかねばと考えております。
　この1年間、PTA活動を通して、この青葉小学校を子供たちにとって少しでも住みよい環境にしていけたらと思います。
　PTA役員の皆様におかれましても、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。