PTA役員 卒業式の祝辞例文~絶対感動!!挨拶の3つのポイント~

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 冬休みも終わり、寒さも少しだけ和らいでくると、いよいよ春目前。
 出会いの前の別れの季節です。

 そして、小学生のお子さんを持つお父様,お母様にとっての一大イベントが我が子の卒業式。
 私も自分の子の時に感じましたが、誇らしげに胸を張って卒業証書を受け取る我が子の姿にはグッとくるものがあります。

 それと同時に、引き受けると大変なのが祝辞担当。
 厳かな雰囲気で執り行われる式の中で、
 ステージ上の自分一人に視線が注がれるのは、気が遠くなるくらい緊張しますよね。
 けれど、しっかり準備しておけば大丈夫。
 みんなの記憶に残るような、
 感動的な卒業式を演出することだって出来ちゃいます。

 この記事では、小学校の卒業式の祝辞を引き受けたお母様,お父様のために、
 祝辞の例文と、絶対に外したくない、上手な挨拶のための3つのコツを紹介します。

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みんなが感動できる!?PTA役員 卒業式の祝辞例文

卒業生の皆さん。本日はおめでとうございます。
思えば6年前。
その時も皆さんは、こうして、この青葉小学校の体育館に並んでいましたね。

あれから色んなことがあったんじゃないでしょうか?
林間学校では、お友達とテントの中で夜遅くまでお喋りしたり、
運動会では大きな声でお友達を応援していましたね。
他にも、昼休みにはみんなで校庭でサッカーしたり。
もちろん、先生に怒られたり、お友達とケンカしたこともあるでしょう。
けれど、そうした思い出の一つ一つが今の皆さんを形作っています。
こうして、ステージの上から見ていると、
皆さん、この6年間で心も体も、とても立派に成長しましたね。

その成長の陰には、先生方の暖かいご指導がありました。
地域の皆さんも、見回り隊として登下校を見守ってくれました。
そしてなにより、保護者の皆様による、ご家庭でのご指導。
とても大勢の方々が、皆さんの健やかな成長を支えてくださいました。

青葉小学校での生活、最後の日を迎えた卒業生の皆さんに、
最後のお願いです。
どうか、これからも周りの人達に「ありがとう」という感謝の気持ちをもって、
思いやりを忘れない優しい大人になってください。

校長先生をはじめ、多くの先生方。
本当に長くにわたってご指導いただきありがとうございました。
また、PTA活動にも、ご理解、ご協力くださった保護者の皆様。
この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
ありがとうございました。

さて、卒業生の皆さん。
4月からは、いよいよ中学生ですね。
不安になっている人もいるかもしれません。
6年前の入学式の時と一緒ですね。
でも大丈夫。
6年前の入学式のときにすごく大人びて見えた6年生のお兄さん、お姉さん。
それが今の皆さんです。
だから自信をもって!!

そして皆さんのこれからの未来が、希望に満ち溢れていることをお祈りいたしまして、
あいさつの言葉とさせていただきます。
本日は本当に、おめでとうございました。

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絶対に外したくない!!卒業式の祝辞 3つのポイント

ポイント1:祝辞はとにかく短く

 入学式は、会場入場に始まり、国歌斉唱,卒業証書授与,校長先生のお話,来賓の方の挨拶・・・
 卒業生は立ったり座ったり大忙しです。
 それも、着慣れないジャケットやネクタイを締めてですから、緊張の連続。
 中には貧血で倒れてしまう子も少なくありません。

 そんな子供たちの負担を少しでも減らすために、
 祝辞の挨拶は短めにしましょう。
 目安としては3分以内。
 文字数でいえば850文字以内。
 原稿用紙2枚と少しです。

 読み上げてみると、やや短めに感じるかもしれませんが、そこがポイント。
 ステージの上から話すときには余裕が生まれ、
 表情豊かに挨拶が出来ますし、聞いている人とアイコンタクトもとれます。
 しゃちほこばった式典で疲れ切っている卒業生の皆さんを、
 少しの間だけリラックスさせてあげましょう(^^)

ポイント2:卒業生には6年間の振り返りを

 6年間といえば、誰でも忘れられない思い出があるはず。
 卒業生に話しかけて、それぞれの記憶を思い出してもらいましょう。

 一緒に、たくさんの大人の人たちがお世話してくれたことも忘れずに。
 6年生全員が一緒に集まれる最後の機会ですから、
 心を込めて最後に相応しいメッセージを送りましょう。

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ポイント3:先生方、保護者、地域の皆さんへの感謝も忘れずに

 普段PTA活動に顔を出さなかった人でも、子供の卒業式には出席するはず。
 入学式がPTAを紹介する絶好の機会なら、
 卒業式はPTA活動に協力して下さった保護者の方にお礼を言う絶好の機会です。

 また、地域の方々へのお礼の言葉を忘れてはいけません。
 例えば、見回り隊のお爺さん、お婆さんでしたら、
 冬場の早朝にも毎日交差点に立って子供の登校を見守ってくれたはず。
 お礼を言われて悪い気はしませんし、また来年も引き受けてくれるかもしれません。
 (これはちょっと下世話な動機かもしれませんが(;^_^A)

卒業式の祝辞と そのポイント~まとめ~

最後にもう一度、卒業式での挨拶のポイントをおさらいしておきましょう。

  • 卒業生は緊張の連続(中には貧血で倒れてしまう子も!!)挨拶は極力短めに
  • 卒業生は6年生が集まる最後のチャンス。保護者代表として子供たちに一番伝えたい、心のこもったメッセージを贈りましょう
  • お世話になった保護者や地域のボランティアの方への謝辞も忘れずに

 体育館のステージから眺める卒業式は圧巻そのもの。
 卒業生や保護者、先生方も含めて数百の視線が一斉に自分に注がれます。
 きちんと準備して、みんなの心に残るような素敵な祝辞ができるといいですね。

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