いよいよ始まった夏休み。
小さい男の子のいるご家庭では、カブトムシ採集に付き合わされているお母様,お父様もいらっしゃるのではないでしょうか?
息子が小学生の時は、私も早朝から夜遅くまで、蚊に刺されながら虫取り網を持って息子の後を追いかけたものです(^_^;)
付き合うだけでも、なかなか大変なカブトムシ採集
どうせなら一匹でも多くのカブトムシを捕まえたいですよね?
そこで、この記事ではペットボトルを使ったカブトムシ用トラップの作り方と、上手な採集方法をまとめました。
私と同じく、男の子を持つ親御さんのお役に立てたら幸いです。
カブトムシ用ペットボトルトラップの材料
ペットボトル:1.5~2ℓのものを用意(500mlはNG)
バナナ1本:1~1.5cm幅で輪切りにします
焼酎:適量(200ml程度)
黒糖または黒砂糖:大さじ1
ドライイースト:小さじ1
麻布:45×20cmくらい(ペットボトルを包める程度の大きさ)
※.ドライイーストは使わなくても出来ますが、使用した方が早く発酵が進みます。使用されることを強くお勧めします。
日清 スーパーカメリヤドライイースト(50g)
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カブトムシ用ペットボトルトラップの作り方
作り方は、スズメバチ用のペットボトルトラップと似ています。
こちらも参考にしてみてくださいね。
→ハチ捕獲器(スズメバチトラップ)の作り方,仕掛け方 誘引剤は焼酎+〇〇が最強!!
1.ペットボトルの側面3か所に穴を開けます。
大きさは5×5cmくらい。
あらかじめ、マジックで印をつけておくといいでしょう。
2.1で開けた穴から、バナナ,焼酎,黒糖,ドライイーストを入れます。
焼酎はバナナがひたひたにつかるくらいでOK。
これはペットボトルの中に入ったカブトムシが溺れるのを防ぐためです。
3.ペットボトルの底から、1で開けた穴の下まで麻布を巻き付けたら完成です。
カブトムシ用ペットボトルトラップを使ったカブトムシ採集
次は、このペットボトルトラップを使ったカブトムシ採集の方法をご紹介します。
1日に2回採集できる方法ですから、カブトムシを捕れる確率もアップしますよ。
まずは早朝に1回目のカブトムシ狩り
カブトムシが活動するのは夕方6時~翌朝4時くらい。
まずは早起きして、めぼしい雑木林、広葉樹を探しましょう。
カブトムシの好きな木は、クヌギ,ニレ,ナラなど。
詳しい見分け方は、こちらをご覧ください
→カブトムシ採集にベストな時間帯~子供でも採れる場所とトラップはコレ!!~
ここで一匹でも捕れたら儲けもの。
でもまだ終わりじゃありません!!
帰る前に持ってきたカブトムシトラップをセッしましょう。
セットするときのコツですが、木の枝から吊り下げるのはNG。
必ず木の幹に取り付けてください(長めのシュロ縄か針金があるといいですね)。
幹からペットボトルに巻き付けた麻布を伝って、カブトムシがトラップに入るようにするためです。
朝セットしておけば、日中の気温上昇で夕方には発酵完了です。
再び活動を開始する6時頃には、魅力的な匂いでカブトムシを惹きつけてくれるはず。
そして夜になったら2回目のカブトムシ狩り
2回目のカブトムシ狩りに行くのは、午後10時ごろ。
(小さいお子さんには遅い時間ですから、親御さんだけで行くのも良いかもしれません)
20時~22時が夜行性のカブトムシのゴールデンタイムです。
朝の広葉樹選びが間違っていなければ、たくさんのカブトムシと会えるはず。
実は、夜間に捕れるカブトムシは、早朝に捕れるカブトムシよりも強い個体が多いと言われています。
というのも、カブトムシはエサ場でケンカすることがあるから。
ケンカに勝ったカブトムシが、ゴールデンタイムの20~22時に樹液のディナーを楽しみます。
そして、強いカブトムシが去った後、夜が明け始めてから弱いカブトムシが、おこぼれにあずかるというわけ。
暗い中でカブトムシを見つけると興奮しますが、雑木林の中は足場も不安定。
くれぐれもケガなどしないように注意してくださいね。
また、夜とはいえ熱中症にもご注意を
→熱中症対策の飲み物を手作りしよう!!20円で作れるドリンクと、炎天下でも熱くならない冷やし方
カブトムシ用ペットボトルトラップの作り方,使い方~まとめ~
最後にペットボトルを使ったカブトムシ用トラップの作り方と採集方法のコツを、もう一度まとめておきましょう。
- ペットボトルには麻布を巻こう!カブトムシが入りやすくなります
- イーストは使ったほうが発酵が早く進みます
- トラップは枝から吊るすのでなく、木の幹に巻き付けて
紹介した方法は、早起きもしなければいけないので親御さんも大変でしょう。
ですが、カブトムシを見つけた時の子供の笑顔で、疲れも吹き飛んでくれるはず。
大きなカブトムシを見つけて、素敵な夏休みの思い出が作れるといいですね(*^^*)
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