カブトムシ採集にベストな時間帯~子供でも採れる場所とトラップはコレ!!~

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 いよいよ始まった夏休み
 小学生のお子さんを持つお父様,お母様なら、早朝からカブトムシ採りに付き合わされることもあるでしょう。
 私も息子が小学生の時は付き合いましたが、夏バテの身体にムチ打って早起きするのってツラいですよね(x_x;)
 けれど、せっかく早起きするなら一匹でも多くのカブトムシを捕まえたいもの。
 なにより、親としては見つけたときの子供の笑顔が嬉しいものですよね(*^^*)

 この記事では、カブトムシ採集にオススメの時間やトラップ、そして穴場スポットについてまとめました。
 ご家庭で夏休みのヒーローになるために(笑)
 お父様やお母様のお役に立てたら幸いです。

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カブトムシ採集にオススメの時間は・・・

 カブトムシは夜行性。
 といっても、日の出前,日の入り後の多少明るい時間にも行動しています。
 なので、実際にカブトムシ採集できる時間帯は夕方6時~翌朝の午前4時くらいまで。
 なかでも、20時~22時ころが、活動が最も活発になるゴールデンタイムです。

 出は逆にカブトムシ採集にNGな時間は?
 これは、昼間。大体午前8時~夕方4時くらいまでです。
 夜行性のカブトムシは、昼間は広葉樹の根元の落ち葉の下などに潜っています。
 カブトムシ採集に慣れた方ですと「ここだ!!」と掘り起こして見つけられるそうですが、夜間に地中から出てきたものを捕まえるのに比べると難易度は高め。
 子供には難しいでしょう。

 他にも気温の高い昼間ですと熱中症が心配です。
 さらに、怖いのがスズメバチ。
 カブトムシが好む広葉樹の樹液には、昼間はスズメバチが来ることもあります。
 雑木林に分け入って、うっかり巣に近づくと刺されることも(>_<;)
 カブトムシとは逆に、スズメバチは夜間は活動が大人しくなります。

 カブトムシ採取は、夜間から早朝にかけて行うようにしましょう。

カブトムシ採集にオススメの場所は

カブトムシが集まる、真夜中の自販機!?

 夜行性のカブトムシ。
 実は光に集まる性質があります。

 意外と採れるのが、少し田舎の、大きめのスーパーの駐車場横の自販機です。
 大きめのスーパーやホームセンターですと、駐車場の横に雑木林が隣接していることがあります。
 これはつまり、カブトムシが近くにいる可能性が高いということ。
 駐車場の照明が明るいと、さらに期待できます。

 特にねらい目は、自販機の横のジュースのごみ箱。
 夏場のジュースのごみ箱は、飲み残しから匂いが発生しがち。
 すえたような匂いは人間にとっては不快ですが、カブトムシは好きな匂いです。
 ゴミ箱のフタを外してみると、裏側にカブトムシがつかまっていることもあります。
 採る時はゴミを散らかしたりしないように。
 お店や周りの人の迷惑にならないように注意してくださいね。

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定番!!広葉樹の雑木林はカブトムシの宝庫

 カブトムシ採集と言えば、イメージしやすいのはこちらの方でしょう。
 直接、雑木林に入って行って採集するやり方です。

 説明が前後しますが、広葉樹とは葉が扁平で、葉脈が枝分かれしている木のこと。
(厳密に、学術的にいえば正しくはないのですが、カブトムシ採集の場合は、このような理解で良いでしょう)
 カブトムシが採れる、代表的な木を見ていきましょう。

・クヌギ


 葉はこんな形
 葉脈は枝分かれしていて、葉のフチはギザギザです。


 一番分かり易い特徴は、こちらのドングリ。
 可愛らしい、まん丸の形のドングリです。

・ニレ


 葉の中心線から葉脈が枝分かれしているのは、クヌギと一緒ですね。
 一本の枝から、葉が互い違いに出ているのが特徴です。

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・ナラ


 こちらがナラの木
 分厚い樹皮が特徴です。


 さらに分かり易いのがこちらのドングリ。
 砲弾型とでもいうのでしょうか。
 クヌギと比べるとスマートな、細身な形をしています。

カブトムシが採集できるトラップはコレ!!

 カブトムシ採集にオススメのトラップといえば、バナナトラップです。
 材料はこちら

バナナトラップの材料
バナナ:1本(幅1~1.5センチの輪切りにする)
焼酎:200ml
砂糖:大さじ1
ドライイースト:小さじ1

これら(ドライイーストは無くても可)をジップロックに入れ、温かい場所にしばらく放置し、発酵させます。
 夏場なら、エアコンの室外機の前などがいいでしょう。
 発酵するとガスが発生しますから、ジップロックの口を少し開けておくことも忘れずに

 発酵して、酸っぱい匂いがしてきたら準備完了です。
 あらかじめ探しておいた、カブトムシが出てきそうな木の幹に、木べらなどを使って直接塗り付けます。
 昼間に塗り付けておけば、夜にはカブトムシが集まってきます。

 ちなみにバナナトラップをストッキングに入れて、木から吊るす方法ですが、私はオススメしません。
 以前試したこともありますが、取り付けるときにバナナトラップの汁が服や肌に付着します(x_x;)
 また、カブトムシのカギ爪ストッキングに引っ掛かるとなかなか取れません。
 無理に外そうとすると、足が千切れてしまったり・・・(>_<;)

 バナナトラップを木の幹に塗り付けても採集できますから、こちらの方法をオススメします。

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カブトムシ採集にオススメの天気は?

 カブトムシを飼育する時
 適温は25~30℃。
 湿度は、飼育ケースのチップ,マットの表面が軽く湿り気を帯びるくらいがベストです。
 人間からすると「ちょっと蒸し暑いかなぁ」という気候が、カブトムシの活動が最も活発になります。
 なので、オススメは夕立上りの夜。
 ただし、人間にとっては熱中症が起きやすい気候ですから、こまめな水分補給を忘れずに!!
熱中症対策の飲み物を手作りしよう!!20円で作れるドリンクと、炎天下でも熱くならない冷やし方

 雨降り、風の強い日はNGです。
 こうした日はカブトムシは落ち葉や土の下に潜ってしまいますから、採集は期待できません。

これだけは揃えたい~カブトムシ採集のマストアイテム~

カブトムシ採集に欠かせないアイテムはこちら
・虫かご
 採集したカブトムシを入れておくのに必要です。100均で売られているもので十分です。

・虫よけ
 カブトムシの活動が活発になる気候では蚊も発生しがち、虫刺されを防ぐためにも必ず塗っていきましょう。

・長袖、長ズボン
 森の中に入っていくと、ひざ丈の笹などで気づかないうちに脚を切っていることがあります。
短パンはNGです。

・飲み物
 長袖,長ズボンだと、どうしても汗をかきます。
 こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。
熱中症対策の飲み物を手作りしよう!!20円で作れるドリンクと、炎天下でも熱くならない冷やし方

・トレッキングシューズ
 雑木林の中は足元が不安定な場所もあります。
 なければスニーカーで構いませんが、くるぶしまである、トレッキングシューズや安全靴を履いていると安心です。

・LEDの懐中電灯
 カブトムシは光に集まってくる性質があります。
 が、LEDの光の波長はカブトムシには見えにくい性質があります。
 人間には見えますから、カブトムシを驚かすことなく照らすことが出来ます。
 木の上にいるカブトムシを探すときに便利です。

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カブトムシ採集にベストな時間帯,場所,トラップ~まとめ~

いろいろ書いてきましたから、最後にもう一度、カブトムシ採集のポイントをおさらいしておきましょう。

  • 採集できる時間は夕方6時~午前4時。20時~22時がゴールデンタイム
  • カブトムシは明るい場所が好き。ゴミ箱が近くにある自販機が採集の穴場!!
  • バナナトラップは直接木に塗り付けるのがオススメ
  • 「ちょっと蒸し暑いかな?」がカブトムシ採集にはベストコンディション

 私が子供の頃と比べると、「やっぱり減ったかなぁ?」というのが正直な印象。
 ですが場所を選べば、まだまだたくさんのカブトムシを採集できます。

 親子でカブトムシ採集出来たら、素敵な夏の思い出にもなりますね(*^^*)

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