暑中見舞いの例文~親から高校の先生(子供の担任)へ送る場合は日頃の感謝を込めて~


 中学生や高校生の子供を持つ親にとって悩みの種なのが先生へのあいさつ。
 かく言う私も、中学生と高校生を育てる二児の母です。

 普段お世話になっている担任の先生に、父母会での挨拶だけでは申し訳ない気がします。
 かといって、何もないときにお礼の品を送るのも、取って付けたようでいやらしい気も。

 そこで、オススメなのが暑中見舞い・残暑見舞いに、日頃の感謝を綴ること。
 この記事では、親から先生に暑中見舞いを送る場合の例文や、その際の注意点を紹介します。

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親から先生(担任)への暑中見舞い~例文~

 連日厳しい暑さに蒸されるところとなりました。
 ○○先生におかれましても、お忙しい日々を送っていらっしゃることと存じます。
 一学期は、息子が大変お世話になりまして、ありがとう存じました。
 先日の体育祭ではリレー選手にも選ばれたそうで、帰宅してから誇らしげに話してくれました。
 思い返せば、息子の高校生活が始まって早3か月。
 息子としては第一志望校ではなかったようで、入学当初は浮かない顔で過ごしていましたが、今では元気に登校してくれるようになりました。
 見違えるような変化に驚くとともに、母親として胸をなでおろす気持ちです。
 これも、〇〇先生の親身のお世話があったからこそと、頭を下げてお礼申し上げる気持ちで日々過ごしております。
 不肖の息子ではありますが、今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。
 季節柄、一層ご自愛のほどお祈り申し上げます。

                                 七月〇日
                                △△ △△

親から先生(担任)への暑中見舞い~書き方のポイントと気を付けたいこと~

喪中の時に暑中見舞いは出しても良い?

 上で書いた通り、暑中見舞いとは暑さが厳しい時期の安否伺い
 祝い事や縁起ものとは無関係です。

 したがって、自分が喪中の場合に暑中見舞いを出すことは全く問題ありません。

 一方で気を付けたいのは、相手が喪中の場合。
 喪に服していることが明らかであるにも関わらず、『ますますご健勝のこととお喜び申し上げます』といった挨拶状を受け取ることは、先方にとっても快いものではないでしょう。
 諸説ありますが、先方の身内に不幸があった場合、四十九日が過ぎるまでは、暑中見舞いは避けるべきとするのが多数説です。

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暑中見舞いを出す時期は?

 小暑(7月7日頃)~立秋(8月7日頃)という説もあれば、梅雨明けから立秋、夏の土用の時期など。
 実は暑中見舞いを出す時期には諸説あります。

 この中でも、一番無難なのが夏の土用の18日間にだすこと。
 これなら、上に書いたすべての期間と重なっているからです。
 2018年ならば、7月20日から8月6日までです。

 夏の土用とは、一年のうちでも最も暑さが厳しい時期です。
 本来、暑中見舞いとは暑さが厳しい時期の安否伺いですから、一年のうちでも最も暑い、この時期に出すのが理想的といえるでしょう。

まずは、時候のあいさつ

 時候の挨拶は、ある程度決まっています。
 例文で紹介した以外にも。
 『盛夏の候』
 『炎暑のみぎり』
 『涼やかな山や夏の空気が恋しい季節になりました』
といった挨拶もいいでしょう。

感謝の意を伝えるときは具体的なエピソードも交えて

 具体的なエピソードを挙げることで、相手との関係もより一層深くなります。
 「お世話になり、ありがとうございました」だけでは、何に感謝されているのかはっきりしません。
 担任の先生とも共有できるようなエピソードを挙げることによって、より深く感謝の気持ちが伝わります。

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お中元も兼ねる場合は「贈賄罪」にならないよう注意!!

 地味なようですが、結構重要です。
 「先生は政治家じゃないし、お金渡すわけじゃないから関係ないでしょ」と思われるかもしれませんが、
贈賄,収賄は「公務員が、その職務に関し、賄賂を収受し、又はその要求もしくは約束をしたとき」に成立します(刑法197条1項)。
 公立校ならば先生は公務員です。
 また、賄賂とは公務員の職務行為に対する対価としての不正な報酬のこと。判例では、人の需要・欲望を満たすに足りる一切の利益を含むとされています。
 お金は当然のことながら、特定の地位への就任の約束や、異性間の情交も賄賂に含まれます。

 暑中見舞いを送る時期(梅雨明けから、8月7日ころの立秋)とお中元の時期が重なっていることから、「お世話になった先生に菓子折りのひとつでも」と思った場合も注意が必要です。
 社交儀礼としての贈与(中元・歳暮など)であっても、公務員の職務行為との対価関係が認められれば賄賂罪が成立するとされているからです(大審院判例 昭和4年12月4日)。

 金額の大小は関係ないとされてるのが怖いところ。
 この点、一般的に社交的儀礼と認められるのは5000円くらいまでのようです。
 また、暑中見舞いのあいさつ文にも注意が必要です。
 子供が受験生で、推薦入試を目指している場合「推薦状につきましても・・・」とお願いしたくなるのが親心。
 ですが、これでは推薦状に良いことを書いてもらうために、贈り物(賄賂)を贈ったと受け止められかねません。
 どうしてもお中元を贈りたい場合なら、先生宛に暑中見舞い。
 学年の先生方宛に「休憩の際にでもお召し上がりください」と一筆添えて、お中元の品を贈るのがいいでしょう。

親から先生(担任)への暑中見舞い~まとめ~

最後にもう一度、子供の担任の先生に暑中見舞いを贈る際のポイントをまとめておきます。

  • 2018年。暑中見舞いを出す時期は梅雨明け~8月7日
  • 感謝の気持ちを伝えるときは、具体的なエピソードも交えて
  • お中元も兼ねるときは、贈賄罪にならないよう注意。意外と簡単に成立します。

普段はなかなか顔を合わすことのない子供の担任の先生。
こんな機会だからこそ、日頃の感謝の意を伝えられるといいですね(^^)

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