間近に夏休みの迫ったこの時期
男の子を育てていると、カブトムシの飼育に初挑戦!!なんてご家庭もあるのではないでしょうか?
かく言う私も、息子が小学生の時は毎年の恒例行事でした。
カブトムシの飼育って、マットやエサを交換したり意外と面倒
(そして何より私は幼虫が苦手でした(>_<;)・゚゚)
けれど、飼育ケースを嬉しそうに覗き込む子供の顔を見ると、手伝ってあげたくなるんですよね(*^^*)
「初心者だからカブトムシを飼育できるか不安(・・;)」
そんなお父様,お母様のために、この記事では初心者でも簡単にできる、カブトムシの飼育のコツをまとめました。
お子さんと一緒に、夏休みの素敵な思い出作りができるといいですね(*^-^)
まずはカブトムシの家を用意してあげよう
飼育ケースはカブトムシの数や目的に合わせて
カブトムシを飼育するとき、最初に必要になるのが飼育ケース。
飼育の目的や、カブトムシの数に合わせて変えるのが理想的です。
特に、オス,メスペアで飼育する場合、
飼育ケースの大きさによっては産卵しないこともあるので注意が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
→カブトムシ~正しい飼育ケースの大きさ~
また、一つのケースでオスを2匹以上飼育するのはNG。
ケンカをして互いに弱ってしまいますし、負けたオスがエサにありつけず衰弱してしまうことも。
多頭飼いに挑戦するときは、オス1匹,メス2匹くらいがいいでしょう。
メスを2匹にしておくと交尾,産卵の確率も高くなります。
飼育ケースを自作するときは
専用の飼育ケースの代わりに、衣装ケースを使う方法もあります。
(安上りですし、私も衣装ケースを使っていました)
この場合気を付けたいのが、通気のための穴を蓋に開けておくこと。
ただし、通気孔が大きいとコバエやダニが侵入しやすくなります。
これを防ぐのにおすすめなのが、洗濯ネット。
蓋とケース本体の間に挟んでおくと、害虫の侵入を防止できます。
洗えば何度でも使えるので、専用のコバエシートやディフェンスシートよりもおすすめです。
カブトムシの家を用意したら、次は「土」
こちらも飼育ケースと同様、飼育の目的によって変えるのが無難。
こちらの記事で詳しくまとたので、参考にしてください
→カブトムシ(成虫)の飼育は土に注意!!~目的別に変えたい床材~
カブトムシの好きな温度、湿度は?
カブトムシ(成虫)の好きな温度は25℃~30℃。
湿度も、チップやマットの表面が軽く湿っているくらいが理想的です。
(手で握った時に、握った形で固まり、尚且つ水分が滲まないのがベスト)
人間にとっては、「ちょっと蒸し暑いかな?」という気温と湿度が、カブトムシにとっては過ごしやすい環境です。
また、メスが産卵しやすいのが20℃~25℃といわれています。
(私が息子と育てた時は、あまり気にしていませんでしたが(^_^;)
オス,メスのペアで飼っていて、「交尾を終えたかな?」と思ったら、少しだけ気温の低い場所に移してあげるといいかもしれません。
カブトムシの土の交換頻度は?
「必ず○○日に一度は交換!!」と決まっているわけではありません。
が、我が家ではひと月に2回は交換していました。
なので、2週間で交換といったところでしょうか。
それ以外でも、マットが異常発酵した場合は即交換です。
飼育ケースのふたを開けた時に、いつもと違う匂いがしたり、
マットから湯気が上がっている場合は危険信号。
異常発酵したマットは発熱しますから、カブトムシが危険です。
また、カビやコバエが発生した時も交換します。
カビやコバエがカブトムシの生育に直ちに悪影響を与えることは無いようです。
(自然界では、そうした生き物とも共存しているくらいですものね)
ですが、室内でカブトムシを飼育する場合
これらのカビやコバエが原因で、子供がアレルギーや喘息を起こすことも!!
神経質すぎるかもしれませんが、小さいお子さんとカブトムシを観察されるようなら、こまめに交換するのがオススメです。
カブトムシのエサ~おすすめのエサと交換頻度~
我が家では昆虫ゼリーを使っていました。
というのも、カブトムシの生態に詳しい知識がなかったため(^_^;)
知悉されている方ですと、成長に合わせて果物などのエサを変えるそうですが・・・
自信の無い方は昆虫ゼリーを使われることをオススメします。
(その場合でも、ちゃんと産卵,孵化してくれました)
土,マットの交換と同じく、こちらも交換頻度が決まっているわけではありません。
減っていたら交換してあげましょう。
また、減っていなくても、開封してから3日程度経ったものは交換した方がいいでしょう。
ゼリーは、カブトムシのかぎ爪で散乱しがちですし、そのまま放置すればカビの原因にもなるからです。
カブトムシ~初心者でも安心の飼い方 まとめ~
色々書いてきましたから、最後にもう一度
初心者がカブトムシを飼育する場合の注意点をまとめておきたいと思います。
- 飼育ケースの大きさは要チェック!!頭数や飼育目的に合わせましょう
- 飼育ケースの次は、土・マット選び。こちらも飼育の目的に合わせて。
- 「ちょっと蒸し暑いかな?」がカブトムシの過ごしやすい気温・湿度
- 土とエサは汚れたら交換。時間が経つとカビの原因に
孵化してから成虫となって子孫を残すまで
カブトムシの生涯は1年程度です。
その中でも、成虫として過ごすのは1~3か月くらい。
その間に、エサ場を探し、時にはケンカをして、パートナーを見つけて子孫を残す・・・
なかなかにハードな人生(虫生?)ですね。
そんなカブトムシが少しでも長生きできるように
住みよい環境を作ってあげられるといいですね(*^^*)
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