梅雨時の洗濯物の乾かし方 雨続きでも5時間で乾かす裏ワザ

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 梅雨時の洗濯物ってなかなか乾きませんよね。
 我が家は、主人と子供2人の4人家族ですが、毎年大変です。
 外が雨だから、部屋干しするしかないけど、そんな時に限って、子供が部屋に溜め込んでいた厚手のフード付きパーカーを出してきたり
(あれって、首の後ろと脇の下が乾かないんですよね(>_<;)

 でも、この記事のやり方に変えてから、梅雨時のお洗濯でもイライラすることが減りました。
 今日はその方法を紹介したいと思います。

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梅雨でも生乾きにならずに乾かすには


 用意するのは
・ストーブ(灯油タンクが3L程度の小型のもので構いません)
・伸縮式の物干し竿(『突っ張り棒』などの名前で売られています)
の2点です。

これを浴室に取り付け、浴室を即席の乾燥室にしてしまうわけです。
やり方は以下の通り。

①.浴室にある燃えやすい物(ナイロンのタオルやシャワーカーテン等)をすべて取り外して、浴室の外に移動します。
②.浴室に物干し竿を取り付けます(脚立などを使って浴槽の上に取り付ける)
③.②に洗濯物を掛けます
④.ストーブを浴室に入れます(このとき、洗濯物の真下に置くと火災の危険があります。必ず洗濯物から離して置いてください)
⑤.ストーブに点火し、浴室の換気扇をONに、浴室の扉は少しだけ開けておきます
⑥.後は5時間程度そのままにしておきます(万が一のこともありますので、時々浴室を確認してください)

そもそも、梅雨時に洗濯物が乾きにくいのはなんで?

 洗濯物が乾くということは、濡れている衣類の中の水分が、空気中に水蒸気となって放出されることを意味します。
 そして、空気には飽和水蒸気量というものがあります。一定の体積に空気に存在できる水蒸気の量ですね。
 例えていえば、通勤電車の定員です。
 電車が駅に着いて扉が開いても、既に満員だったら・・・そうです。その電車には、それ以上乗ることは出来ませんね。

 同じことが空気にも言えます。
 梅雨時は湿気が多いです。つまり空気中に水分が多く溶け込んだ、満員電車状態になっているわけです。
 とすると、それ以上洗濯物の水分が入り込む余地がありません。
 結果として、洗濯物がなかなか乾かない訳です。

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梅雨時でも上手に乾かすコツは「乾いた空気」を当てること

 乾いた(水蒸気が飽和していない)空気を当てれば洗濯物も乾きやすくなります。
 先ほどの満員電車の例になぞらえると、電車自体を大きくするわけです。2階建てにするとか。

 空気には、温度が上がると飽和水蒸気量も上がるという性質があります。
 温度が高くなると、大きくなる電車だと思ってください。
 なので、ストーブやエアコンで部屋の気温を高くしてあげます。

 さらに、空気の循環も必要です。
 どんなに電車を大きくしても、人が沢山乗ってくれば満員になってしまいます。
 洗濯物も同じ。閉め切った部屋では湿気がこもり、洗濯物の水分が空気中に出られなくなります。
 そこで、新鮮な乾燥した空気を衣類に当てながら乾かすわけです。
 電車の便数が多い方が、ホームで待つ人の数を減らせるのと同じ理屈ですね。

まとめ

 当たり前すぎて、いまさら言うのも恥ずかしいのですが・・・
 乾燥した空気を沢山当ててあげれば、洗濯物は早く乾きます。
 風が強くて肌寒い冬の日に、外に干していた洗濯物がすぐに乾いた経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
 梅雨時でも、そうした環境を作ってあげれば洗濯物を早く乾かすことができます。

 洗濯物が乾かないと、他の家事も遅れがち
 段々イライラしてきますよね。
 そんなときでも、素早く乾かすコツを知っていれば効率よく家事を進めていけますよ。

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