「なんだか風邪気味みたい」
「病院に行くから午後から登校させて欲しい」
「ちょっと先生に相談したいことが・・・」
小学生のお子さんをお持ちの方でしたら、小学校へ電話をすることは度々ありますよね。
けれど悩ましいのが電話をする時間帯。
1年365日毎日が忙しいという小学校の先生の迷惑にならないために、電話をかける際の上手な時間の選び方を紹介します。
朝に電話してもOK。ただし緊急の場合だけ!!
小学校の先生にとって、朝は一番忙しい時間帯。
その日の授業の準備に朝礼、先生同士の申し送りもあります。
基本的に余裕のある時間帯ではありません。
だからといって、ヘンな遠慮は禁物!!
子供の病欠や親族の不幸による忌引きの連絡など、緊急性を要する場合は遠慮なく連絡しましょう。
電話する際は長引かないように、あらかじめメモなどを作っておくとスムーズに話せます。
病欠の際の会話のテンプレートは、こちらをご覧ください。
→小学校への電話~会話フロー~
意外と忙しい夕方
「授業の終わった放課後なら暇でしょ?」
そう思われるかもしれませんが、放課後も小学校の先生は忙しいもの。
明日の授業の資料作り、また近隣の小学校との合同研修もあったりするからです。
さらにはクラブ活動の指導もあります。
放課後に遊んでいた子供が怪我をして、その対応に大わらわなんていう時も・・・
「聞いてもらって当然」という気持ちで電話するのはNGです。
そして・・・やっぱり忙しい夜
「夕方で仕事が片付くんだから、さすがに夜は時間あるでしょ?」
という考えは、やっぱり間違い(・_・;)
夕方で児童とのやりとりが終わった後は、昼間に出来なかった仕事の整理が始まります。
テストの添削や日誌の記入、PTA活動に、時には先生同士の親睦会まで。
実は平日と変わらない土曜日
「平日がダメなら土曜日は?」という考えに至りますが・・・
結局土曜日も平日と変わらないのが、今どきの小学校の先生の生活。
民間企業と違って、小学校は必ず土日休みというわけではありません。
児童も登校してくるのですから、それを迎える先生も休みなし。
保護者が休日だからといって、先生が休日とは限らないことは覚えておきましょう。
それじゃあいつならOKなの?実は簡単な確認方法
朝も夕方も夜も土曜日もダメ!!
それじゃあ何時なら電話しても大丈夫なの!?(+_+)
思わず頭を抱えたくなりますよね。
一番簡単なのは当の先生に聞いてしまうことです。
気になることがあったら、まず一度電話してみましょう。
先生に取り次いでもらえたら「○○のことでご相談があるのですが、今はお時間よろしいでしょうか?」と聞いてしまいます。
先生が「大丈夫ですよ」と答えてくれたら本題に入ってOK!!(といっても、小学校の先生は忙しいもの。長々と話すのは止めましょう)
逆に「今は用事が立て込んでいまして・・・」と言われたら、「それではご都合のよろしい時間を教えて頂けないでしょうか?」と聞いてしまいましょう。
1回目の電話でアポ取り、2回目の電話で本題にはいるという2段構えのやり方です。
これならお互いに気まずくならずに、電話で話すことができますよ。
小学校に電話していい時間帯~まとめ~
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- 朝、夕方、夜など時間帯は関係なし!!小学校の先生は常に忙しいもの
- ただし、緊急の場合に遠慮は不要。病欠など必要な時は直ちに連絡しましょう
- どうしても聞いてもらいたい時には、1度目の電話でアポ取り、2度目で本題を
1クラス30~40人近い児童を相手にする小学校の先生。
その背後には同じ数だけ(子供の両親と考えると倍ですね)の保護者、そして同僚や学年主任の先生もいます。
そうした方々と連絡を取りながら毎日業務を進めているのですから、常にスケジュールはタイト。
暇な時間はほとんどありません。
「子供の親なんだから、私の話が最優先でしょ!!」という態度は絶対NGです。
朝7時に子供が登校してから、夕方帰ってくるまで子供を預かっている小学校先生は、親に次いで子供と過ごす時間が長い大人。
本来なら、何か問題があった時には力強い味方になってくれるはずの存在です。
きちんとお話しして、お子さんにとって過ごしやすい教室が作れるといいですね。
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