入院中の家族を見舞ってもらったお礼状の例文~お礼状のマナー~

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 病気やけがで入院すると、それまでお世話になった沢山の方たちからお見舞いをいただくもの。
 入院している本人がお礼を言えない時は、是非ご家族の方からお礼をするようにしましょう。

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入院中の家族を見舞ってもらったお礼~例文~

 梅雨の晴れ間が恋しい今日この頃、○○様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか?
 さて、先日はお忙しいなか、わざわざ父のお見舞いに足を運んでいただき、誠にありがとうございました。
 手術後の経過は順調だったのですが、退院の見通しが立たないことでやや弱気になっておりましたところ、思いがけず○○様にお見舞いいただき、父も嬉しかったようです。
 あれから人が変わったかのように明るくなりました。
 また、お見舞いで頂きました紫陽花の花は父の大好きな花です。病室で美しく咲く様子を眺めては、穏やかな気持ちを取り戻していったようです。
 この数日は付き添いがあれば院内を散歩できるようになりました。
 以前のように・・・とはいきませんが、少しずつ快方に向かっています。
 父も高齢になり、私も介護など先のことを考えるようになりました。今は焦らず、治療に専念させたいと考えております。また、退院の目途がつきましたら追ってご連絡差し上げます。
 奥様にも、くれぐれもよろしくお伝えください。
 まずは書中にてお礼申し上げます。

 □月□日

 伊藤 愛子

 ○○ 〇〇様

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入院中の家族を見舞ってもらったお礼~おさえておきたいポイント~

病人の様子も教えてあげましょう

 病気のお見舞いに対するお礼は、一般的には全快した時にだすもの。
 かといって、病気が長引く場合には入院中でも出しておきたいものです。
 その時には、病状も簡単に教えてあげましょう(もちろん、差支えなければですが)。
 「車椅子から自分の足で歩けるようになりました」
 「気分の良い時には一人で中庭を散歩できるまでに回復いたしました」
 といったように、病人が快方に向かっていることを教えてもらえたら、病室に訪れたお友達も、お見舞いし甲斐があったというものです。

お世話になった方には、退院時にもお礼を

 退院するときには、いま一度、入院中にお世話になった方へ挨拶しましょう。
 お見舞いに来てくれた人だけでなく、医師や看護師さんへのお礼も忘れずに。
 ただし、最近では病院の規則でお礼の品物を受け取らないところも増えています。
 せっかくの心遣いが無駄になってしまわないように、事前によく確かめてからお礼を準備しましょう。
 (たいていの場合は、院内の喫茶スペースなど、付き添いの家族の目の止まりやすい場所にポスターが掲示されています)
 
 入院中に見舞ってくれた人には「快気祝い」を送るのが一般的。
 金額的には頂いたお見舞いの額の三分の一から半分くらい。
 タオルやハンカチなどの小物の他、菓子類や洗剤などの日用品がいいでしょう。
 品物には紅白の水引を結び切りにして『快気祝い』『全快祝い』などの表書きをつけるといいでしょう。

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