結婚式のお礼状【例文つき】~親から親戚に送る場合の4つのポイント~

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 日本では梅雨と重なるために避けられがちですが、それでも結婚式シーズンとして根強い人気を誇る6月。
 お子さんが新家庭を築かれた方も多いのではないでしょうか?

 そんなお父様、お母様のために
 この記事では、親の立場から親戚に向けて送る結婚式の通知、お礼状の例文を紹介します。
 また、お礼状を差し出す際の3つの注意点もまとめました。
 あわせて参考にしていただければ幸いです。

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親から親戚へ~結婚式のお礼状の例文~

親から親戚へ~結婚式の通知~

謹啓 初夏の候、皆様にはますますご清祥の由、心よりお喜び申し上げます。
 さて、このたび○○夫妻の御媒酌により、△△長男▲▲と□□長女■■との婚約が相整い、〇月〇日婚約の式を挙げました。
 幾久しく私ども同様ご厚誼を賜りたく、略儀ながら書中にて、右披露を兼ね謹んでお願い申し上げます。
                                        敬具
                                      〇月〇日
                                     △△ △△
                                     ▲▲ ▲▲
(※.△△と▲▲には、それぞれ両家の親の名前を記載します)

親から親戚へ~結婚式への出席とお祝いへのお礼~

謹啓 初夏の風も爽やかな日を迎える今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 さて、このたびは長男▲▲の結婚にあたりまして、ご多忙中にもかかわらず式にご参加いただき、また素晴らしいお祝いの言葉をいただき、誠にありがとうございました。
 私も、妻と結婚した当時を思い出し、○○様のお言葉ひとことひとこと、胸にしみる思いで聞かせていただきました。
 これから先、二人で新しい家庭を築いていくことと存じますが、なにぶん若い二人ゆえ、ご迷惑をおかけすることもあるかと存じます。
 どうか今後とも、変わらぬご指導をよろしくお願いいたします。
 息子夫婦も近々お礼にうかがうと申しておりますので、ご連絡させていただきます。まずは取り急ぎお礼申し上げます。
                                        敬具

                                      〇月〇日
                                     △△ △△

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親から親戚への結婚式のお礼状~気を付けたい3つのポイント~

お礼状は速やかに!!

 一般的に、結婚の通知を本人たちが行う場合は式から1か月以内が望ましいとされています。
 ですが、結婚式直後は新生活も始まり忙しい時期。
 本人たちが忙しく、親戚にお礼状を出せないようであれば、親の名前で出してあげるのもいいでしょう。

 もっとも、本来は子供夫婦の連名で出すべきお礼状です。
 お礼状の末筆に「近々、息子(娘)夫婦もお礼にうかがうと申しております」「息子(娘)とともに、改めてお礼にお伺いいたします」
といった一文を加えておくといいでしょう。

お礼状の文頭は頭語,時候のあいさつから

 初めてお礼状を書くとなると、何から書き出せばいいのか悩みます。
 こんなときはお作法通り、頭語から書き出すと、その後がつなげやすいでしょう。
 結婚式のお礼状ならば「謹啓」(謹んで申し上げます、の意)がおすすめです。
 (ちなみに、頭語は差出人が女性の場合なら省略しても構いません)

 また、頭語の後は時候の挨拶を。
 6月ならば『初夏の候』『向暑のみぎり』などのほか、
 『降り続く雨に洗われ、紫陽花が鮮やかに咲き誇っています』
 といった挨拶も良いでしょう。

 少し時期が遅れてしまい、暑中見舞いと重なってしまったら
『炎暑のみぎり』
『暑さ厳しき折』
『木陰が恋しい季節となりました』
 といった挨拶が考えられます。

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出席,スピーチ,お祝いを下さった親戚にはきちんとお礼を

 結婚式に出席するのはもちろんのこと、スピーチやお祝いを贈るのも、用意する側には負担になるもの。
 受け取った後はきちんとお礼を言いましょう。

 「ありがとうございました」はもちろん、出席については「遠路はるばるお越しいただき」などの一筆があるといいでしょう。
 また、スピーチについては感想を、贈り物については品物を使っている様子などを書くと、贈った側も迷ったかいがあったと喜んでいただけるでしょう。

親から親戚への結婚式のお礼状~まとめ~

色々書いてきましたので、最後にもう一度、親から親戚に結婚式のお礼状を送る場合のポイントをまとめておきます。

  • 形式よりも早さを!!親戚へのお礼状は早さが肝心。
  • 奇をてらった表現はいりません。迷ったら、頭語→時候の挨拶の順で。
  • 子供の代わりに出したときは、本人もお礼に行くことを一筆添えて。
  • お祝いやスピーチをしてくれた人には、感想も伝えると喜ばれます。

 本来、結婚式のお礼状は子供夫婦が連名で出すべきもの。
 ですが、理由があって出せないこともあるでしょう。そんなときは、ひとまず親からでも一筆あると相手の印象も変わってきます。
 面倒なようですが、子供が結婚したら親にとっても親戚が増えるのは避けられないこと。

 挨拶も兼ねて上手なお礼状を送れるといいですね(*^^*)

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