結婚式のお礼状 親戚への例文と気を付けたい4つのポイント

記事内に広告が含まれています。


 憧れのジューンブライド
 日本では梅雨の時期にあたるため避ける方もいらっしゃるようですが、やはり結婚式シーズンとして根強い人気を誇るこの時期。
 新生活をスタートされる方も多いのではないでしょうか?

 最近では、友達も呼んで盛大に挙式される方もいらっしゃれば、身内だけでしめやかに執り行う方もいらっしゃるようです。
 いずれにしても、両家の親族を呼んだり、お祝いをいただくこともあるはず。
 なにより、お互いにとって親戚が増えることになりますから、くれぐれも失礼は避けたいところ。

 そこで、親戚あての結婚式のお礼状をいくつか考えてみました。
結婚式に出席して下さった場合はもちろんのこと、スピーチもしていただいた場合。
また、欠席されたけどお祝いを贈ってくださった場合など。
 どれか一つでも、参考にしていただければ幸いです。

スポンサーリンク


パターン別 親戚への結婚式のお礼状

お礼状の例文1~結婚式は内輪で行い、親族からはお祝いだけいただいた場合~

謹啓 初夏の風が爽やかな季節となりました。
 このたびは私どもの結婚を祝うお便り、また、お心尽くしの贈り物を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
 去る〇月〇日、○○にて式を執り行い披露宴は内輪だけでささやかにいたしました。
 いたらない私どもではございますが、互いに力を合わせて健やかな家庭を築くつもりでおります。
 今後ともご指導ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。
 つきましては、心ばかりの内祝いを送らせていただきました。ご笑納いただければ幸いです。
                                       敬具

                                     △月△日
                                     ■■ ■■
◇◇

お礼状の例文2~結婚式に出席、親戚にスピーチもしてもらった場合~

 梅雨の晴れ間が恋しい今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
 私どもも、慣れない新生活に戸惑い何かと忙しくしておりますが、元気に過ごしています。
 このたびは、お忙しい中を結婚式にご出席いただき、また心からの祝福の言葉を頂戴しまして誠にありがとうございました。
 ○○様のお言葉、そのひとこと、ひとことを胸にしみる思いで聞かせていただきました。
 まだまだ未熟な私どもですが、二人で力を合わせて歩んでいきたいと思います。どうぞ、温かくお見守りください。
 妻もくれぐれもよろしくと申しております。
 末筆ながら、○○様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

                                     ◇月◇日
                                    △△ △△

スポンサーリンク


お礼状の例文3~結婚式に出席して下さった親族に、新居の通知も兼ねて~

謹啓 初夏の候、皆様にはますますご健勝の由、心よりお喜び申し上げます。
 このたびの私どもの結婚に際しましては、お忙しい中をご出席いただき誠にありがとうございました。
 未熟な私どもではございますが、二人力を合わせて健やかな家庭を築いていきたいと思っております。今後ともよろしくご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、左記において新居を構えましたので、お近くにお越しの節にはぜひお立ち寄りください。お待ち申し上げております。
 それでは、○○様もお体にお気をつけてお過ごしください。またお逢いできる日を楽しみにしています。
               ○○県○○市○○区○○町
                   1-2-3

                                     〇月〇日
                                    △△ △△
                                       ■■

親戚に送る結婚式のお礼状~気を付けたい4つのポイント~

親戚へのお礼状はお早めに!!

 結婚式の直後は新生活が始まることもあり、忙しい時期です。
 ですが、親族の方々も忙しい時間を縫って出席してくださっています。
 タイミングを失した丁寧なお礼より、多少短くても素早いお礼を!!
 相手にとっても記憶が新鮮なうちの方が、お礼の言葉も胸に響きます。

お礼状の文頭は頭語,時候のあいさつから

 初めてお礼状を書くとなると、何から書き出せばいいのか悩みます。
 こんなときはお作法通り、頭語から書き出すと、その後がつなげやすいでしょう。
 結婚式のお礼状ならば「謹啓」(謹んで申し上げます、の意)がおすすめです。
 (ちなみに、頭語は差出人が女性の場合なら省略しても構いません)

 また、頭語の後は時候の挨拶を。
 6月ならば『初夏の候』『向暑のみぎり』などのほか、
 「降り続く雨に洗われ、紫陽花が鮮やかに咲き誇っています」
 といった挨拶も良いでしょう。

 少し時期が遅れてしまい、暑中見舞いと重なってしまったら
『炎暑のみぎり』
『暑さ厳しき折』
『木陰が恋しい季節となりました』
 といった挨拶が考えられます。

スポンサーリンク


出席,スピーチ,お祝いを下さった親戚にはきちんとお礼を

 結婚式に出席するのはもちろんのこと、スピーチやお祝いを贈るのも、用意する側には負担になるもの。
 受け取った後はきちんとお礼を言いましょう。
「 ありがとうございました」はもちろん、出席については「遠路はるばるお越しいただき」などの一筆があるといいでしょう。
 また、スピーチについては感想を、贈り物については品物を使っている様子などを書くと、贈った側も迷ったかいがあったと喜んでいただけるでしょう。

お礼状の差出人は連名で

 送り先が妻、または夫の親戚であっても、結婚後は夫婦としての交友が始まります。
 お礼状の差出人名は連名で。
 旧姓を書き添えるのがいいでしょう。

親戚に送る結婚式のお礼状~まとめ~

色々書いてきましたので、最後にもう一度、親戚に結婚式のお礼状を送る場合のポイントをまとめておきます。

  • 形式よりも早さを!!親戚へのお礼状はお早めに
  • スピーチやお祝いをいただいた場合は、感想も添えて
  • 差出人は夫婦連名で

 面倒なようですが、結婚したらお互いに親戚が増えるのは避けられないこと。
 最初に悪い印象を与えてしまわないように、挨拶も兼ねて上手なお礼状を送れるといいですね(*^^*)

スポンサーリンク


コメント

タイトルとURLをコピーしました