親としておきてほしくはないけれど、起きてしまうのが子供の「いじめ」。
いじめの兆候を見つけたら早めに芽を摘み取っておくのが肝心。
ときには担任の先生にも相談するようにしましょう。
そして相談した後も放っておかないのが大事。
今後のことも考えて、先生に相談にのってもらったお礼を書きましょう。
小学校の先生へ~いじめの相談にのってもらったお礼の手紙~
先日はご多忙の折、娘のことでお時間を頂き誠にありがとうございました。
当初は娘の言い分ばかりに耳を傾けてご相談することに抵抗がありましたが、思い切って先生に打ち明けて親子ともども気が楽になりました。学校でのことは先生にお任せいたしますとともに、私も親として状況が少しでも良い方向へ向くよう、我が子をサポートしていきたいと考えております。
今後ともご迷惑をお掛けすると思いますが、ご指導のほどよろしくお願いいたします。
先生にご相談して本当に良かったと胸をなでおろしております。改めてありがとうございました。
取り急ぎお礼まで。
□月□日
伊藤 愛子
○○ ○○先生
いじめ相談のお礼の手紙~おさえておきたいポイントはコレ~
取り急ぎ相談にのってもらったお礼の言葉を述べましょう
いじめの相談を受けるのは、担任の先生にとっても心地いいものではありません。
特に相談を受けた後は、相談してきた親御さんや児童のことが心配になるもの。
そこで、先生に相談にのってもらい、少しでも気持ちの整理が付いたら、お礼を伝えるようにしましょう。
内容は「相談の機会を頂けたこと自体に対するお礼」です。
親として自分も協力していく姿勢を示すことも忘れずに
いじめの相談を受けた時に、先生が不安に思うのがこれ。
「ひょっとして親御さんはモンスターペアレントじゃないかな?」という悩みです。
あなたが自分の子供の言い分のみを主張し、相手の親御さんや先生の話には全く耳を傾けなかった場合・・・
間に立たされた先生は頭を抱えてしまうでしょう。
そんなことにならないためにも、「我が子の言い分を聞いた限りでは・・・」といった一文を付け加えるのがポイント。
あなたがニュートラルなポジションでいることを示せば、先生も「この親御さんはきちんと話を聞いてくれる」と安心できます。
すぐさま事態が解決に向かわなくても、先生と信頼関係を築くことは重要です。
いじめの解決に丸投げはNG
学校での様子は親の立場からでは分かりませんし、子供のことに立ち入るのは気が引けてしまうかもしれません。
だからといって「後は全て先生にお任せしたいと思います」と丸投げするのはNGです。
先生としても、保護者がどのような解決を望んでいるかはきちんと知っておきたいもの。
「私も親として出来る限りのことをしていきます」と、いじめの解決に親として主体的に取り組んでいくことを伝えましょう。
親としていじめに本気で向き合っていくことも伝わりますので、一石二鳥です。
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