梅雨が終わり、初夏になるとお中元の季節です。
ご主人が会社勤めされていると、部下や上司の方からたくさんのお中元をいただくことも多いことでしょう。
こんなときに悩ましいのが、夫の「とりあえず何かお礼書いて出しといて」の一言。
私も経験がありますが、お礼状っていざ書くとなると、文章が思いつかないんですよね。
特に相手が夫の上司の場合は余計に気を使います。
終いには「自分の仕事関係なんだから自分で書いてよ(-゛-メ)」と夫にキレたり(^_^;)
そんな私と同じく、お中元のお礼状で途方に暮れている奥様のために、
この記事では、そのまま使えるお中元のお礼状の例文と、お礼状を送る際の注意点を紹介します。
妻から夫の上司へ~お中元のお礼状の例文~
さて、このたびは誠に結構なお品をお送りいただき、いつもながらのご厚情に心よりお礼申し上げます。
家族一同さっそく賞味させていただき、舌つづみを打っております。
まだまだ厳しい暑さが続きそうですが、くれぐれもご自愛くださいませ。
末筆ながら奥様にもくれぐれもよろしくお伝えください。
〇月〇日
△△ △△
代 □□□
お中元のお礼状~書く際の注意点~
お中元を受け取ったら、お礼状は早めに!!
お中元の品を受け取ったら、お礼状はすぐに書くようにしましょう。
延ばしていても、気持ちがモヤモヤするだけですし、感謝も気持ちが薄れてしまいます。
また、品物が果物などの生ものだった場合、送った側はきちんと届いたが気を揉んでいるはず。
お礼状を送ることは、そうした相手の気遣いを思いやる、心遣いでもあります。
特に今回の場合、夫の仕事関係の相手とはいえ、上司にあたる方です。
くれぐれも失礼のないように、お礼状は早めに出すようにしましょう
お礼状の文頭は時候のあいさつから
お中元は季節のあいさつでもありますから、それに対するお礼状にも暑中見舞いとしての挨拶を入れましょう。
例文に挙げた以外にも
『炎暑のみぎり』
『暑さ厳しき折』
『木陰が恋しい季節となりました』
といった挨拶が考えられます。
普段から家族ぐるみで親しくされているような間柄なら、
『〇〇祭りのお囃子が待ち遠しい季節になりましたね』
といった、お相手のご近所のイベントを挨拶のネタにすれば、より一層親交が深まるかもしれませんね。
感謝の言葉は、相手の「心遣い」に対して
お中元のお礼を書く際にやってしまいがちなのが、戴いた品物のお礼ばかりを述べてしまうことです。
本来お礼は、こちらを気にかけてくれた相手の好意に対して述べるもの。
お中元をもらった感謝の気持ちを、素直に書き記しましょう。
先にお中元を受け取ってしまったら?
目上の方からのお中元を先に受け取ってしまうと、恐縮のあまりお詫びの言葉で終始してしまいがちです。
そうした場合は、ひとまず礼状でお詫びの言葉を述べ、こちらからも品物を贈ったことを伝えるといいでしょう。
そんな場合には、こちらの例文もご参照ください。
本日、別便にて心ばかりの品を送らせていただきました。お気に召していただけたら幸いです。
まずは略儀ながら、書中をもってお礼申し上げます。
お礼状の差出人の名前は「代 〇〇〇」
お中元の送り主が、ご主人のお仕事関係の方の場合、お礼状の差出人の姓名は夫の姓名の左わきに、「代 〇〇〇」と書くのがベターです。
また、お中元を用意してくださったのは、上司の奥様かもしれません。
「末筆ながら奥様にもくれぐれもよろしくお伝えください。」
と一言あるといいですね。
お中元のお礼状の例文~ポイントまとめ~
最後にもう一度、妻から夫の上司にお中元のお礼状を書くときのポイントをまとめておきたいと思います。
・お中元を受け取ったら、お礼状は早めに
・お礼状の文頭は時候のあいさつから
・感謝の言葉は、相手の「心遣い」に対して
・相手からのお中元を先に受け取った時は、お詫びを述べつつ、こちらの送ったことを。
・お礼状の差出人の名前は「代 〇〇〇」がベター。相手の奥様にもねぎらいの一言を。
正直、夫の仕事関係ですから「自分で書いてよ~」というのが妻のホンネ(^_^;)
ですが、お礼状と言っても便箋何枚にもなるものではありません。
慣れれば数分で書けるようにもなります。
夫の出世のためにも?上手なお礼状を書きたいですね(^^)
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