しし座流星群に並んで、11月の夜空を彩るのが、おうし座流星群です。
おうし座流星群は北群と何群の二つの流星群からなり、
活動期間は9月下旬から11月下旬まで3カ月間にも及びます。
特に今年は月めぐりにも恵まれ、北群,南群ともに観測条件は良好(*^^*)
この記事では、おうし座流星群の見える時刻や方角、また観測に便利なアイテムを紹介します。
おうし座流星群が見える時間
おうし座流星群の活動期間は、北群,南群ともに9月25日~11月25日
このうち、日本でもっともよく観測できるといわれているのが
・南群は11月6日の午前0時頃
・北群は11月13日の午前0時頃
と言われています。
南群については月齢28日、ほとんど新月に近い状態で見れますし、
北群についても月齢は5.5日、ちょっと膨らんだ三日月くらいの大きさですから、
やはり月明かりの影響は少ないといわれています。
おうし座流星群が見える方角
ピーク時の輻射点(夜空に放射状に飛び出す流星の中心点)は、
南群で、赤経 = 52° / 赤緯 = +15°
北群で、赤経 = 58° / 赤緯 = +22°
です。
どちらも、西南西の方角にあたります。
おうし座流星群~観測の際のお役立ちアイテム~
おうし座流星群を観測する際に、あると便利なグッズを考えてみました。
・星座早見盤
おうし座の位置を探すのに必要です。100均で売られているものにも載っていました。
オリオン座の右上ですから、探しやすい星座です。
・方位磁石
・温かい飲み物
観測できるのが、午前零時から明け方と冷え込む時間帯です。
温かい飲み物を持って行くといいでしょう。
・防寒着
これも、飲み物と同じ理由。
風邪などひかないように多めに持って行きましょう。
また夜露で体が濡れるのを防ぐために、雨具も持っていると便利です。
おうし座流星群 2018のまとめ
2018年、おうし座流星群を観測する際のポイントをまとめておきます。
・今年のおうし座流星群の活動期間自体は、9月25日~11月25日
・日本で一番よく見えるのは、11月6日と13日の夜
・夜間は特に冷え込む時期なので、防寒着、温かい飲み物の用意を忘れずに
南群,北群と二つの流星群からなる、おうし座流星群
実は南群と北群の両方の観測条件が良好なことは稀なようです。
おうし座流星群は、明るい流星(火球)が観測されることで有名です。
火球とは、-3~-4等級よりも明るい流星のこと
-4等級にまでなると真昼に肉眼で確認できるほどですから、かなりの明るさですね。
また、おうし座流星群の活動期間中は、しし座流星群も活動中です。
夜空から目が離せない11月になりそうですね=*^-^*=