10月りゅう座流星群に引き続き、秋の日本ではオリオン座流星群がピークを迎えます。
この記事では、オリオン座流星群の見える方角と時間、観測に便利なお役立ちアイテムを紹介したいと思います。
オリオン座流星群が見える時間
オリオン座流星群の活動期間は10月2日~11月7日
なかでも、活動が一番活発になるのが
10月22日の午前2時
と言われています。
もっとも、10月22日の月齢は13日。ほぼ満月です。
月明かりに邪魔されてしまうため、観測条件はよくありません。
活動期間が1ヵ月以上の長期に及びますから、
その中でも新月の、10月9日の夜に観測するのもいいかもしれません。
オリオン座流星群が見える方角
専門サイト様をいくつか見ましたが、特定の方角を指示したものはありません。
流星を観測するだけなら、どの方角を見ていても構わないそうです。
ちなみに、オリオン座流星群の活動が最も活発になる22日の午前2時には、
オリオン座は南南東の空に上がっています。
オリオン座流星群~観測の際のお役立ちアイテム~
オリオン座流星群を観測する際に、あると便利なグッズを考えてみました。
・星座早見盤
オリオン座流星群の位置を探すのに必要です。
有名な星座ですから、載っていない星座早見盤は無いはず。100均のもので十分でしょう。
・方位磁石
・虫よけ
この時期でも、屋外では蚊に悩まされるはず。
・温かい飲み物
日中は暑くなりますが、夜間は冷え込む時期です。
・雨具
夜露で濡れないように。また、夜明け前の冷え込む時間帯には防寒着にもなります。
オリオン座流星群 2018のまとめ
2018年、オリオン座流星群を観測する際のポイントをまとめておきます。
・今年のオリオン座流星群の活動期間は、10月2日~11月7日
・そのなかで、活動が一番活発になるのが、10月22日の午前2時
・もっとも、10月22日はほとんど満月なので(月齢13)、月明かりの影響大
・朝方は冷え込むので、雨具(兼防寒着)を忘れずに
以上の条件から、専門家の方々の間でも、2018年における日本での観測環境は良くない
と言われているようです。
実は、オリオン座流星群の観測条件が良好だったのは、昨年2017年だったとか。
今後は、月明かりや極大時刻の影響から、2022年までは観測条件の良くない年が続くそうです。
ですが、オリオン座流星群の活動期間は10月りゅう座流星群の活動期間(10月6日~10月10日)に重なっています。
月明かりの影響を考えると、10月7~10日に見るのもいいでしょう(^^)