オリオン座流星群に続き、日本では11月にしし座流星群を観測できます。
専門家の方々の見解を総合すると、今年の観測条件は良好
2001年には、1時間当たりに2,000個もの大出現を見せてくれた流星群ですから、期待大です。
この記事では、しし座流星群の見える時刻や方角、また観測に便利なアイテムをまとめました。
しし座流星群が見える時間
しし流星群の活動期間は11月6日~11月30日
このうち、日本でもっともよく観測できるといわれているのが
・11月17日の夜
と言われています。
残念ながら、流星群の活動が最も活発になる極大時刻は午前7時
日の出(6時19分)より後ですから、ピーク時は日光に邪魔されてしまいます。
また、11月17日の月は月齢9.5日。ちょっと膨らんだ上弦の月です。
幸いにも、夜半過ぎに月明かりがなくなりますから、
18日0時過ぎ~午前5時半くらいが、観測にベストな時間といえそうです。
しし座流星群が見える方角
専門サイト様をいくつか見ましたが、特定の方角を指示したものはありません。
一応、しし座流星群の極大輻射点(ピーク時に流星が放射状に飛び出す中心点)は
赤経152°,赤緯+22°となっています。
方角でいうと、北北西の地平線より上ですね。
18日の午前0時に、しし座は西の空にいます。
しし座流星群~観測の際のお役立ちアイテム~
しし座流星群を観測する際に、あると便利なグッズを考えてみました。
・星座早見盤
しし座の位置を探すのに必要です。100均で売られているものにも載っていました。
・方位磁石
・温かい飲み物
観測できるのが、午前零時から明け方と冷え込む時間帯です。
温かい飲み物を持って行くといいでしょう。
・防寒着
これも、飲み物と同じ理由。
風邪などひかないように多めに持って行きましょう。
また夜露で体が濡れるのを防ぐために、雨具も持っていると便利です。
しし座流星群 2018のまとめ
2018年、しし座流星群を観測する際のポイントをまとめておきます。
・今年のしし座流星群の活動期間自体は、11月6日~11月30日
・日本で一番よく見えるのは、11月17日の夜
・夜間は特に冷え込む時期なので、防寒着、温かい飲み物の用意を忘れずに
夜半前に月明かりがなくなるので、専門家の方々の間でも、
2018年の日本での観測条件は良好と言われています。
しし座流星群が観測された最古の記録は西暦902年
それから、ほぼ33年ごとに、大出現の記録が残っているそうです。
なかでも、1799年,1833年,1966年の記録がすさまじく
1966年には瞬間的に、一秒間に40個が観測できたとかw(゚o゚*)w
まさに流星のシャワーですね。
2001年には、1分あたりに40個という観測記録もあるそうです。
当面の間は、1時間当たり1000個を超える活動はないだろうと予測されていますが。
1時間当たり1000個でも、1分間で換算すると約160個
一晩中目の離せない流星群になりそうですね(^^)