おうし座流星群に続いて、12月に観測できるのがふたご座流星群。
「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」と並んで、三大流星群の一つに数えられるふたご座流星群は、一晩での出現数が500個を超えることもある、大規模な流星群です。
この記事では、ふたご座流星群の見える時刻や方角、また観測に便利なアイテムをまとめました。
ふたご座流星群が見える時間
2018年のふたご流星群の活動期間は、12月7日~12月17日
このうち、日本でもっともよく観測できるといわれているのが
12月14日の21時
と言われています。
その日の月齢は、6.8日。
ほとんど上弦の月です。
月の入りは22時37分ですから、ふたご座流星群のピーク時には沈みかけています。
ふたご座流星群の見える方角が南南西、月の沈む方角が西南西ですから、少し月明かりが気になります。
月が沈みきった23時以降に観測を開始するのもいいでしょう。
ふたご座流星群が見える方角
2018年、ピーク時の輻射点(夜空に放射状に飛び出す流星の中心点)は、
赤経 = 112°,赤緯 = +33°
です。
方角でいえば、南南西の空にあたります。
ふたご座流星群~観測の際のお役立ちアイテム~
ふたご座流星群を観測する際に、あると便利なグッズを考えてみました。
・星座早見盤
ふたご座の位置を探すのに必要です。100均で売られているものにも載っていました。
オリオン座の左上がふたご座です。
・方位磁石
・温かい飲み物
季節柄、夜間は非常に冷え込みますから、風邪などひかないよう寒さ対策は万全に。
ホッカイロなども持って行くといいでしょう。
・防寒着
これも、飲み物と同じ理由。
風邪などひかないように多めに持って行きましょう。
また夜露で体が濡れるのを防ぐために、雨具も持っていると便利です。
ふたご座流星群 2018のまとめ
2018年、ふたご座流星群を観測する際のポイントをまとめておきます。
・今年のふたご座流星群の活動期間自体は、12月7日~12月17日
・日本で一番よく見えるのは、12月14日の21時
・月明かりの影響も考えると、22時以降に観測を始めるのもアリ
・夜間は特に冷え込む時期なので、防寒着、温かい飲み物の用意を忘れずに
三大流星群に数えられるふたご座流星群ですが、19世紀以前は観測記録がほとんど残っておらず、
現存する記録のほとんどは、20世紀に入ってからのものだそうです。
とくに2000年代に入ってからは、活発な活動が観測されていて、1時間あたりに見られる最大数も120を超えるとかw(゚0゚*)w
綺麗な流星を見て、気持ちのいい年明けを迎えられるといいですね(o^-^o)