7月は各地で花火大会が行われますが
実は流星群の観測にも最適なシーズンです。
特に、みずがめ座δ流星群は4つの流星群から出来上がっているため
沢山の流星を見ることができるそうです。
(ちなみに「δ」は「デルタ」と読みます)
この記事では、みずがめ座δ流星群の見える時刻や方角、また観測に便利な道具をまとめました。
みずがめ座δ流星群が見える時間
みずがめ座δ流星群の活動期間は7月12日~8月19日
このうち、日本でもっともよく観測できるといわれているのが
・7月28日の夜
と言われています。
ただし、実際に流星を目視で観測できる期間はもっと長く
7月28日の前後数日は観測できるそうです。
というのも、この時期のみずがめ座流星群は実は4つの流星群で構成されていて
それぞれの極大日(そのシーズンで流星が一番よく見える、ピークの日にち)が少しずつズレているため。
7月28日に見ることが出来なくても、8月上旬まではチャンスがあります。
みずがめ座δ流星群が見える方角
専門サイト様をいくつか見た限り、「観測する方角はどこでもよい」とされています。
(7月28日に観測を始めた場合、29日の0時にみずがめ座は南東の空に上がっています)
残念なのは、7月28日の夜が満月だということ
月明かりにの影響を考えると、28日からズラして観測するのもありでしょう。
みずがめ座δ流星群~観測の際のお役立ちアイテム~
みずがめ座δ流星群を観測する際に、あると便利なグッズを考えてみました。
・星座早見盤
みずがめ座はメジャーな星座。安い早見盤にも掲載されているはずですから、100均で売られているもので十分でしょう。
・方位磁石
・虫よけ
屋外で見るときには、蚊が気になってくる季節です。
気になる方は、虫除けスプレーなどを持って行きましょう。
蚊取り線香も持って行くといいかもしれません。
みずがめ座δ流星群 2018のまとめ
2018年、みずがめ座δ流星群を観測する際のポイントをまとめておきます。
・この時期のみずがめ座流星群の活動期間自体は、7月12日~8月19日
・日本で一番よく見えるのは、7月28日の夜
・もっとも、7月28日の前後数日も十分に期待できる
・残念ながら、7月28日の夜(29日未明が)は満月
以上の条件から、専門家の方々の間でも、2018年における日本での観測環境はよくない
と言われているようです。
2019,2020そして、ほぼ新月の2022年が好条件なんだとか
この時期のみずがめ座流星群
実は、みずがめ座δ南群,みずがめ座δ北群,みずがめ座ι北群,みずがめ座ι南群
と4つの流星群から出来ています。
その中でも最大規模のδ南群から、「みずがめ座δ流星群」という名称になったんだとか。
流星群全体の活動期間は7月12日~8月19日と長いですから
28日の夜がダメでも、毎晩観測を続けていたら見えるかもしれませんね(*^^*)