今年のゴールデンウィークは、5月1,2日を休めれば9連休
そんなゴールデンウィーク最終日の5月6日
実は、みずがめ座η流星群の観測にベストな日なんです。
(ちなみに、「η」は「イータ」「エータ」と発音します)
この記事では、みずがめ座η流星群の見える時刻や方角、また観測する際のお役立ちアイテムをまとめました。
みずがめ座η流星群が見える時間
みずがめ座η流星群の活動期間は4月19日~5月28日
このうち、日本でもっともよく観測できるといわれているのが
・5月6日 午前0:00~明け方
・5月7日 午前0:00~明け方
の二日間です。
ちょうど、ゴールデンウィーク中ですから
キャンプなどに行かれた方は、ご家族で観察するのもいいでしょう(^^)
みずがめ座η流星群が見える方角
複数の専門サイト様で「観測する方角はどこでもよい」とされています。
ただし、二つ残念なことが
一つ目は、日本での極大時刻(一番よく観察できる時間帯)が月の出とぶつかっているということ(>_<;)
5月5日の東京での月の出時刻が23時07分です。
流星群の見頃となる時間に、東の空に下弦の月が昇ってくるんですね。
二つ目は、みずがめ座も同日同時刻に東の空から登ってくるということ。
(より正確には、午前2時頃に地平線から姿を現します)
丁度、観測できる時間、方角に月明かりが見えてしまいます(x_x;)
もっとも、みずがめ座η流星群は全天で観測できるということなので
月明かりに邪魔されないよう、西側の空を観測するといいのではないでしょうか?
みずがめ座η流星群~観測の際のお役立ちアイテム~
みずがめ座η流星群を観測する際に、あると便利なグッズを考えてみました。
・星座早見盤
みずがめ座はメジャーな星座。安い早見盤にも掲載されているはずですから、100均で売られているもので十分でしょう。
・方位磁石
・防寒着
5月といっても、未明は冷え込みます。風邪などひかないように寒さ対策は万全に
・虫よけ
屋外で見るときには、蚊が気になってくる季節です。
気になる方は、虫除けスプレーなどを持って行きましょう。
・トレッキングシューズ
東から登ってくる月明かりに邪魔されないために
東側に山のあるような場所から観測するのも一つの手です
ただし、足元が悪い場所に備えて、トレッキングシューズを履いていくといいのではないでしょうか。
みずがめ座η流星群 2018のまとめ
2018年、みずがめ座η流星群を観測する際のポイントをまとめておきます。
・みずがめ座η流星群の活動期間自体は、4月19日~5月28日
・日本で一番よく見えるのは、5月6日,7日の午前0:00~明け方
・ただし、その時刻にみずがめ座は東の地平線に隠れているし、ちょうど月の出
・外で観測する方は、防寒着、虫除けの準備を
以上の条件から、専門家の方々の間でも、2018年における日本での観測環境はよくない
と言われているようです。
翌年の2019年の方は最良なんだとか
必ずしも恵まれた条件とは言えないようですが
せっかくのゴールデンウィーク終盤
思い出作りに、ご家族で観察するのもいいかもしれませんね(*^^*)