4月28日放送の『世界一受けたい授業』
『内臓脂肪を最速で落とす』の著者でいらっしゃいます、
奥田昌子先生の、内臓脂肪を速攻で落とすコツがとても興味深い内容でした。
40代になり、お腹周りが怪しい私も、内臓脂肪が気になる一人(;^_^A
番組内で紹介された、内臓脂肪を落とすコツをご紹介します。
目次
内臓脂肪が多いと何がダメなの?
内臓脂肪は内臓を固定する働きがあるため、ある程度は必要
ですが、増えすぎると体の様々な機能に不具合が出てきます。
例えば、脂肪がたくさんついている人は、満腹中枢の働きが鈍くなってしまいます。
そのため、食べるのがやめられなくなり、さらに肥満に拍車がかかることに。
内臓脂肪はエネルギーに変わるときに、脂肪細胞の中から脂肪酸が出ます。
これが血液に乗って最初に流れ込むのが肝臓
肝臓の脂肪分解能力のキャパシティーを超えてしまうと、脂肪肝になってしまいます。
内臓脂肪がついている人は、肝臓がんになるリスクが2倍に
また、40代で肥満だと、その後認知症になるリスクが3倍以上になるそうです。
さらに内臓脂肪が多いと、便秘や逆流性食道炎にもなるとか
悪い事づくしですね(・・;)
内臓脂肪の危険の目安としては、
おへそ周りが男性で85cm、女性で90cmを超えるとアウトだそうです。
(男性で身長が185cmを超える場合は、身長の半分が目安)
ただし、痩せて見えても内臓脂肪が多い人もいるので、油断は禁物です。
内臓脂肪を落とすにはどうすればいいのでしょうか?
番組内で紹介されたコツをみていきましょう。
『内臓脂肪を最速で落とす』方法 ~その1~
まずは脂質を抑えることが重要
肉は下ごしらえで無駄な油を取り除くことが大事。
調理も、揚げた場合→焼いた場合→煮た場合
の順に脂肪を減らすことができます。
魚にも脂質はありますが、青魚は食べた方が良いそうです。
これは、青魚に含まれるDHAやEPAには内臓脂肪をつきにくくする働きがあるから。
そのほかに重要なのが、お酒や果物を食べ過ぎないこと
お酒はともかく、果物は意外でした。
お酒は脂質が入っていないけど、食欲を高めるホルモンの分泌を促すため、内臓脂肪が溜まるのを手伝います。
また、果物に含まれる果糖は血糖値を上げないため、脳に満腹信号が送られなくなります。
そのため食べ過ぎてしまい、肝臓で中性脂肪に変わることに(>_<;)
『内臓脂肪を最速で落とす』方法 ~その2~
次に重要なのが、アディポネクチンを増やすこと
アディポネクチンは脂肪細胞から分泌される、脂肪を燃焼させる善玉物質です。
アディポネクチンを増やすのに効果的な食べ物が、玄米や大豆。
番組内では大豆と玄米のキーマカレーが紹介されていました。
また、オクラやトマトといった緑黄色野菜や、ひじきなどの海藻もアディポネクチンを増やすのに効果的です。
『内臓脂肪を最速で落とす』方法 ~その3~
最後は日々の生活の中で内臓脂肪を落とす方法です。
内臓脂肪を増やす意外な原因が睡眠不足
睡眠不足だと、胃からグレリンというホルモンが分泌されます。
これは食欲を高めるホルモンです。
一方で、食欲を抑えるホルモンのレプチンの分泌が減るため、食べ過ぎてしまうことに
また、有酸素運動であるウォーキングも効果的
1日30分、普通の散歩より早めで歩くのがコツだそうです。
有酸素運動の前に筋トレをしておくと、さらに効果的
10分間程度、汗ばむ程度行うといいそうです。
『内臓脂肪を最速で落とす』方法 ~まとめ~
最後に、番組内で紹介された方法をまとめたいと思います。
・油物を控える
・よく寝る
・1日30分以上歩く
・ご飯を2口減らす
これを続けると内臓脂肪を確実に減らせるそうです。
日本人は、人種的に内臓脂肪がつきやすいそうです。
これから、半袖になることが増える季節
今から頑張って、内臓脂肪を落としたいですね(*^^*)
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