名医のTHE太鼓判~酢納豆で老眼対策~


 以前、脳梗塞に効果が期待できるとして番組でも紹介された酢納豆
 →酢+納豆で脳梗塞を防ごう~名医のTHE太鼓判 7月30日放送~
 

 今度は、老眼や,白内障,緑内障にも効果が期待できると紹介されていました。
 この記事では、酢納豆が目の病気に効果的な理由のほか、白内障,緑内障の原因,予防についても紹介します。

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酢納豆が目の病気に効果的な理由

 二本松眼科病院 平松類 先生によると。
 酢納豆により血流改善、血栓が溶解されると血の巡りが良くなります。
 すると、目の血流も改善するので、老眼や白内障,緑内障にも効果が期待できるそうです。
 ナットウキナーゼが血栓を溶かし、酢に含まれる酢酸が血流を良くしてくれます。
 
 酢納豆の材料は納豆と酢(大さじ1杯)
 混ぜ合わせて、メレンゲ状になったら完成です。
 

酢納豆は夜食べると効果的

 血栓ができ、血流が悪くなるのは、深夜から早朝の時間帯。
 そのため、酢納豆は夜食べるのが効果的です。
 ナットウキナーゼの血栓を溶かす効果は12時間継続するため、夜食べると翌朝まで血栓予防効果を体内で維持してくれます。
 (ただし、抗凝固薬を処方されている方は、薬の効果が弱まる可能性もあるので注意が必要です

 老眼に効果的とされる酢納豆。
 以前には、脳梗塞にも効果が期待できるとして紹介されていました。
 詳しくはこちらをご覧ください。
 →酢+納豆で脳梗塞を防ごう~名医のTHE太鼓判 7月30日放送~

目の血行を良くする体操

 ①.手のひらをこすって温めます。
 ②.温まった手のひらをカップ状にして目の周りに当てます

 手のひらを直接目に当てないのがコツ
 目の周囲が温まり、血流が良くなることで眼精疲労やドライアイの予防に効果があると考えられるそうです。
 1セット1分間。朝晩2回やると効果的です。

血流の悪化意外に目の健康寿命を縮める要因

 血流の悪化以外に目の健康寿命を縮める原因の一つが加齢。
 加齢とともに増える目の病が、老眼,白内障,緑内障です。
 
 そもそも老眼とはなんでしょう?
 目は水晶体と呼ばれるレンズの厚みを、毛様体筋と呼ばれる筋肉が調節することでピントを合わせています。
 加齢による毛様体筋,水晶体の硬化や、血流の悪化により、ピント合わせが出来なくなった状態。
 これが老眼です。

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 老眼を悪化させる原因の一つが、老眼鏡を使わない生活を続けること。
 老眼鏡を使わないと、近くのものを見るときに目に負担がかかるので余計に症状が進んでしまいます。
 眼球の筋肉は、首や肩の筋肉ともつながっています。
 そのため、目に負担がかかると、肩こりや頭痛を発症することもあるので要注意です。

目に対する誤解

老眼鏡は老眼を進行させる?

 吉野真未 先生によると、
 多くの方で老眼鏡をかけ始める時期が、老眼が進行する時期と合致します。
 そのため、老眼鏡をかけたから老眼が進行したように誤解してしまいがち。
 老眼鏡の使用と老眼の悪化とは、実際には関係ないそうです。

人間ドックを受けていれば目は安心?

 重要なのは、検査の際に「眼底カメラ」と呼ばれる目の奥の写真を撮っているか否か。
 眼底カメラとは、眼球内の網膜や血管などを撮影するカメラ。
 人間ドックを受けていても、視力と眼圧だけでは不十分です。

視力がいい人ほど老眼になりやすい?

 視力がいい人ほど、近くのものが見えにくくなった時に自覚症状を感じやすい傾向にあります。
 老眼になった時も、初期症状で老眼に気づくため、「目のいい人ほど老眼になりやすい」という誤解が生じるそうです。

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白内障の原因

 白内障とは水晶体が濁る病気。
 多くは加齢を原因とするもので、水晶体に含まれるたんぱく質が白く濁ったり硬くなることで起こります。
 早ければ40代で発症し、50代では半数以上、80代ではほぼ100%の人が白内障になります。 

 白内障が初期の場合は、進行を遅らせる目薬を差すのが治療法の一つ。
 ですが、いったん白く濁ったものを透明にすることは出来ないので、生活に不自由があれば手術するのがおすすめだそうです。
 白内障の症状が進行すると、失明の恐れもある緑内障を引き起こす恐れもあるので注意が必要です。

 ただし、白内障が早期発見の難しい病気であることも事実。
 白内障はゆっくり進行するので、老眼が進行した程度と思い込む方が多いそうです。
 白内障になると、背景との色の差が少ない(コントラストが低い)映像が見え辛くなります。
 特に紫や紺などの色も黒に見え、青い光が分かりにくくなるので、
 ガスコンロの火が見えなくなったり日常生活にも支障をきたすことも。

白内障の手術はどんな手術?

 白内障は水晶体が白く濁った状態。
 手術では、この濁った水晶体を取り出し、代わりに眼内レンズと呼ばれるレンズを入れます。
 眼内レンズは一度入れたら半永久的にもつもので、手術自体も10分程度で終わるものです。

 人間の体内時計は光によって調節されています。
 白内障でぼやけてしまい、目に光が入ってこないと体内時計が狂ってしまうことに。
 

場合によって睡眠障害にも繋がります。

白内障の予防には?

 白内障の予防に一番重要なのは、紫外線を避けること。
 紫外線が水晶体の濁りの原因になるからです。
 サングラスや、つばの長い帽子を着用することが白内障予防につながります。

 ただし、最近の研究によれば色の濃いサングラスはNG。
 瞳孔が大きく開くため、顔とサングラスの隙間から入る紫外線には無防備になってしまうからです。

 また目を掻くのもNG。
 これは、目に打撲を負わせてしまうからです。

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白内障を放っておくと緑内障に

 白内障を放置しておくと、水晶体が体積を増して緑内障になる人もいるそうです。
 緑内障は40歳以上の20人に1人が発症しているといわれる病気。
 さらに、緑内障を発症している人のうち治療している人は1割。
 およそ9割は自覚症状がないそうです。

 緑内障は目の視神経が死んでしまい、その部分の視野・見える範囲が欠損してしまう病気です。

 一番大切なのは、初期症状の間に見つけること。
 早期発見できれば、進行をそこで食い止めることができるので日常生活を支障なく送れるそうです。

緑内障の原因は?

 緑内障の原因の眼圧。
 目の硬さのことです。
 
 目は球の形状を保つように水分で満たされ、眼圧と呼ばれる圧力で固さが保たれています。
 この眼圧が高くなると視神経が圧迫されて死んでしまいます。
 眼圧の平均値は、10~21mmHgです。

 眼圧が上昇する原因の一つがストレス。
 他にも、過度の飲酒や睡眠不足、運動不足など様々な原因があります。

 緑内障になり多少視野が欠けても、人間の脳には欠けた視野を補う能力があります。
 日常生活を支障なく過ごすためには、ありがたい機能ですが、
 症状に気づくのが遅れるために注意が必要です。

緑内障予防の3か条

 1.いびきを止める
 いびきをかく人は、かかない人と比べて緑内障になるリスクが10倍。
 これは、いびきをかくと、いきんだり血流が悪化して眼圧が上昇する可能性があるためです。
 いびきをかかないためには、横向きで寝たり、抱き枕を使うのも効果的です。

 2.禁煙
 喫煙者の緑内障発症率は禁煙者と比べて2.8倍。
 禁煙を心がけることが、緑内障予防にもつながります。

 3.30cm間隔
 これは、自分が見ようとする対象物との距離。
 スマホの場合は、本より10cm近く顔に近づけてしまう傾向があるそうです。
 あまり近づけてしまうと近視が進行し、緑内障になるリスクも上がるので、
 本であれスマホであれ、顔から30cmは離して見ることが大切です。

緑内障の治療は?

 緑内障は神経が傷むの病気。
 そのため、完全に治療するには再生医療が進んでこないと難しいそうです。

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