今、全国の書店で話題沸騰の健康本。
それが、『スタンフォード式 疲れない体』。
最先端の疲労回復ノウハウが書かれています。
この記事では、番組で放送された疲労回復に効果的な5つのエクササイズを、著者の山田 知生 先生のコメントともに紹介します。
目次
スタンフォード式 疲れない体の土台作り~腹圧呼吸~
スタンフォード大学では、疲れない体の土台作りとして呼吸方法を教えているそうです。
腹圧呼吸は疲れをとって、腰痛も改善する。
一石二鳥の呼吸法です。
英語だと、Intra Abdominal Pressureと呼ばれる腹圧呼吸法。
やり方には少しコツがいります。
②.手の甲を太ももに置き、指先を足の付け根を軽く押すように当てます。
③.その指が前に動くように、お腹を膨らませ鼻からゆっくりと息を吸います。
④.お腹を膨らませたまま、今度は口からゆっくりと息を吐きます。
ポイントは、息を吸う時も吐く時もお腹の圧を保っておくこと。
これを1日に2分間行うと効果的です。
しつこい疲れの原因の一つが体の歪み。
腹圧呼吸法を続けるとお腹周りのインナーマッスルを鍛えることができ、体の軸が安定するようになります。
その結果、自然と正しい姿勢がに変わっていくため、疲れがたまりにくくなるのだそうです。
スタンフォード式 疲れない立ち方~ゆらゆら立ち~
ゆらゆら立ちのやり方はこちら
②.次に腰骨を中心に左右に小さく揺れ、重心をそれぞれの脚に交互に移動させます。
普段から続けると、身体の重心が調って、疲れにくくなるそうです。
スタンフォード式肩こり解消法~肩甲骨ぐるぐる~
肩こりを解消するうえで大切なのは、背中の肩甲骨。
②.指が肩から離れないように、腕を前から後ろへと大きく回します。
これを1日10回行うと効果的。
出来るだけ胸を前に出すように、肘を遠くに回すようにするのがコツです。
スタンフォード式 下半身疲れ解消法~足トントン~
下半身にたまった疲れをとる体操です。
②.つま先を床につけたまま、かかとをゆっくりと上げ下げします(15秒間やります)。
③.今度は両足のかかとを床につけたまま、つま先をゆっくりと上げ下ろしします(こちらも同じく15秒間)。
このエクササイズは、ふくらはぎを動かして膝裏のリンパ節を刺激することによって血行を改善し、疲労物質の滞留を防ぐことに効果があるそうです。
スタンフォード式 疲労回復浴~スーパー回復浴~
スタンフォード大学のアスリートも行っているというスーパー回復浴。
やり方はこちら
②.次にシャワーからは水が出るようにしておきます。
③.入浴とシャワーを30秒ずつ、これを5セット行います。
④.最後の水シャワーのみ1分間浴びます。
汗をたくさんかくため、入浴の前後に必ずコップ1杯の水を飲むのがポイントです。
身体を温めて冷やすことで、血管の収縮と拡張が繰り返され血行が良くなります。
すると、疲れた筋肉に多くの栄養素が運ばれるので、回復スピードが上がります。
ただし、高齢者の方や循環器系に持病のある方には『スーパー回復浴』はハード。
乳腺外科・形成外科の南雲 吉則 先生が代わりにオススメするのが、『プチ水シャワー』。
お風呂から上がった時に、肘から先、膝から下のところだけ、5~10秒冷たい上り水をかける方法です。