ラーメン1杯の塩分量はおよそ6g
これは高血圧学会のが目標としている1日の塩分量(6g未満)でもあります。
けれど、日本人の平均塩分摂取量は1日10g。
番組で紹介された、サバの水煮缶を使った血圧や中性脂肪を改善するレシピを紹介します。
高血圧改善にはサバの水煮缶!! でも、なんで?
女子栄養大学栄養クリニック 田中明先生によると、
水煮缶は安くていつでも食べられる食材。
EPA,DHAという健康に良い成分が豊富に含まれています。
血液中の中性脂肪を下げ、血液をサラサラにしてくれる食材です。
サバ料理の中でも、水煮缶が特に優れている理由。
それは、調理法そのものに秘密があります。
サバ料理の定番である塩焼きだと、EPAは910mg,DHA1500mg
調理過程で脂が落ちてしまいます。
また、サバの味噌煮ではEPAは1100mg,DHAは1500mg
煮汁にEPA,DHAが流れ出てしまいます。
一方の水煮缶はEPA1150mg,DHAは1330mg。
水煮缶では、サバは生のまま缶詰へ、そのまま蓋をして密閉された状態で圧力釜で調理されるので、
EPAやDHAを逃すことなく閉じ込められます。
水煮缶の蓋を開けた時に脂が浮いていますが、それも摂るのが理想的です。
高血圧改善~サバの水煮缶メニュー
番組で紹介されたのは、サバごはんと味噌汁。
サバごはんは、サバの水煮缶(1個)を研いだ米に汁ごと入れて炊飯器で炊き上げればOK。
炊き上がったら、しゃもじでサバを軽く崩しながら混ぜ込んで完成です。
味噌汁はサバ缶の汁に味噌を溶き入れるだけ。
チューブの生姜をいれると臭みも和らぎます。
番組で、2週間のサバ水煮缶生活に挑戦された、タレントの内山信二さん。
挑戦前の血圧は140/101(正常値は135/85)、中性脂肪は640(基準値は150未満)。
2週間後には血圧121/86、中性脂肪は230
基準値は越えていましたが、大幅に下がっていました。
サバ缶はスーパーでも買える身近な食材。
実は白髪の改善にも効果があると言われています。
→サバ缶で白髪改善!?~名医のTHE太鼓判 7月23日放送~
高血圧が気になる方は挑戦してみてはいかがでしょうか?