名医のTHE太鼓判~大豆,おからパウダーで免疫力,長生きホルモンアップ~

 健康な人でも、体内では1日に5000個ものガン細胞が発生します。
 それでもガンを発症しないのは、体内の免疫機能がガン細胞を攻撃しているため。
 この免疫細胞のおかげでガン以外にも様々な病気にならずに済んでいます。

 この免疫細胞は色々な要因で増減します。
 睡眠不足や疲労、ストレスなどが理由で、免疫細胞が減少してしまうことも。
 また年齢も大きな要因の一つ。
 免疫力は20代が一番高く、20代を100とすると、40代はその半分、70代には1/10にまで低下します。

 この記事では番組で登場した、免疫力を高め,長生きホルモンの分泌を促してくれる食材を紹介します。

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免疫力ってなに?

 そもそも免疫力とは、涙や唾液のように外部からの細菌の侵入を防いだり、体内で発生したガン細胞を撃退する自己防衛システムのこと。
 免疫力を高めることが出来れば100歳でも健康でいることができます。

 大谷先生のコメントによれば、
 免疫細胞といっても、1種類だけではありません。
 様々な免疫細胞がそれぞれの役割を果たし、お互いが連携して身体を守っています。
 また、免疫細胞のうち、60~70%が腸の中にいます。
 腸内環境の改善が、免疫力の改善にも期待できるそうです。

 免疫力のセルフチェックがこちら

 ・野菜や果物をあまり食べない。
 ・慢性的な睡眠不足
 ・運動不足
 ・過度なダイエットをしている
 ・風邪をひきやすい
 ・口が乾く
 ・笑う機会が少ない

 これら7つの項目のうち、3つ以上が該当する人は、すでに免疫力が低下していると考えられるそうです。
 免疫力の改善に必要なのは、正しい食生活、適度な運動、ストレスの解消の3つ。
 免疫力は、何か一つやっただけで向上するものではありませんが、
 免疫力を高め、同時に長生きホルモンの分泌を促す食材がありました。

免疫力、長生きホルモンを増やしてくれるスーパー食材

 免疫力を高め、同時に長生きホルモンを増やしてくれる食材が白大豆。
 
 池谷 敏郎先生によると、
 大豆には健康な生活を送るために必要な5大栄養素(たんぱく質,炭水化物,脂質,ビタミン,ミネラル)がそろっており、ほぼ完全栄養食といえるそうです。
 たんぱく質は、卵のおよそ3倍。
 カルシウムは牛乳の1.5倍。
 食物繊維はゴボウの3倍も含まれています。
 
 そのほかにも、①悪玉菌の減少,②血管を拡張し血流を良くする,③腸内環境の改善,④老化防止など、様々な効果をもっています。

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 大豆の栄養素を上手に摂る調理法が、蒸し大豆。
 蒸すことで大豆の栄養素をほとんど逃さずにとどめることができます。
 一度作っておけば、サラダやみそ汁の具、煮豆にも使えます。
 大豆イソフラボンが納豆の2.4倍、豆腐の4.8倍摂れるなど、女性にとっても嬉しい食べ方です。

 番組内で紹介された、蒸し大豆料理の一つが呉汁
 蒸し大豆をペースト状になるまでミキサーで砕き、それをそのまま味噌汁に入れます。
 

具になった大豆も、味噌も大豆食品ですから、免疫力の向上が期待できるそうです。

腸内環境を改善する食べ方も

 さらには、腸内環境を改善する大豆食品が、おから。
 食物繊維の量は蒸し大豆の1.5倍、豆腐の30倍も含んでいます。
 
 管理栄養士 岸村康代先生がオススメする食べ方が「おからパウダー」
 おからパウダーとは、通常のおからを乾燥させたもの。
 乾燥させることによって、おからの栄養が効率よく摂取できます。
 特に食物繊維については、100g中43.6gと、ゴボウの約8倍も含まれています。
 腸内環境を調えるだけでなく、長生きホルモンを増やす効果もあります。

 おからパウダーを効率よく摂取する方法が、チキンカツの衣にする食べ方。
 パン粉の代わりに、おからパウダーを使います。
 作り方は普通のチキンカツと一緒
 鳥のむね肉に、小麦粉→卵→おからパウダーの順にまぶしていきます。
 これに火をつける前に油の中へ入れ、徐々に温度を上げていきます。
 じっくり揚げてきつね色になったら完成です。
 他にもハンバーグやおにぎりに混ぜて食べることもできます。

大豆,おからパウダーで免疫力,長生きホルモンアップ~まとめ~

 大豆もおからも、身近な食材です。
 日々の食生活に取り入れて、免疫力を改善できるといいですね。

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