「羊肉を食べると痩せる」
昔から言われてきた都市伝説?のひとつです。
この記事では、DJ KOOさんが番組で行った羊肉ダイエットの検証実験とともに、循環器内科の秋津 壽男 先生のコメントを紹介します。
目次
羊肉にはL-カルニチンが豊富
羊肉ダイエットの秘密は、L-カルニチン。
体内での酸素の利用効率を向上させ、脂肪の燃焼を助ける、
身体の脂肪を燃やすのに欠かせない物質です。
羊肉には、このL-カルニチンが他の肉より格段に多く含まれています。
(100g中、マトンは210mg,ラムは78mg,牛肉64mg,豚肉30mg,鶏肉7.5mgとなっています)
また、脂肪分が少なく、たんぱく質が多いのも羊肉の特徴。
羊肉を1日1回
朝・昼・晩のどこでもいいので必ず1回食べる。
これが、秋津先生が番組内で提案された、羊肉ダイエットです。
(ただし、南雲 吉則 先生によれば、羊肉を食べるときはご飯は控えるべき。
脂と糖質は太るためには相性が良すぎる関係のため、おかずだけで食べるのがおすすめだそうです。)
羊肉ダイエットの3つのポイント
秋津先生が指摘する、羊肉ダイエットのポイントがこちら
①.1日1回羊肉を食べる
②.食べるときはよく噛んで、甘いたれは使わない。
③.食後に有酸素運動をする
L-カルニチンを摂った後、すぐにに有酸素運動をすることで内臓脂肪が燃えやすくなります。
これらを10日間行います。
L-カルニチンの多い肉の見分け方
基本的に赤ければ赤いほど、L-カルニチンが豊富な肉です。
鶏肉→豚肉→牛肉→羊肉の順にLカルニチンの含有量が増えます。
羊肉の上手な料理法
骨付ラムチョップは焼き方が大事!!
羊肉の定番、骨付きラムチョップ。
ちょっと焼き方を変えるだけで柔らかく、美味しくできます。
①.まず最初に脂の面から焼きます。
これは、赤身の方が火が通りやすいため。
赤身から焼いてしまうと、脂が最後に残ってしまいます
②.脂に火が通ったら、フライパンに立てかけるようにして反対側を焼きます。
③.最後に寝かせて赤身部分を焼いたら完成です。
卵白をコーティングして羊の肩肉を柔らかく
羊肉を焼く前に、卵白に浸します。
これをさっと湯通ししてから焼きます。
こうすると肉の水分が外に逃げず、柔らかく焼くことが出来ます。
野菜炒めは、ラムチョップの脂で
羊肉の脂は甘みが強いのが特徴。
野菜に絡めて炒めることで、より一層野菜の甘みが引き立つそうです。
番組内で10日間の羊肉ダイエットに挑戦されたDJ KOOさん
10日後には内臓脂肪が-20%、体重は-3.65kgのダイエットに成功されていました。
食欲の秋、ともいわれるこの時期。
羊肉お美味しく頂きながら、ダイエットもできたらいいですね。