名医のTHE太鼓判~たれ尻の治し方と腰痛改善~


 最近話題の本のタイトル
 『お尻をもむだけで痛みの9割は消える』
 『「おしり」をほぐせば100歳まで歩ける!』
 『おしりの筋肉がすべて解決する』
 今、お尻がブームになっています

 消化器内科の大竹 真一郎先生によると、お尻の筋肉は重力に逆らって姿勢を維持する抗重力筋。
長時間座っているだけだとどんどん衰えてしまいます。

 お尻の衰えは、腰痛や冷え性、睡眠不足にも繋がります。
 この記事では、番組で放送された、たれ尻・腰痛改善に効果が期待できる、カエル泳ぎ運動、ダチョウ歩き運動、カニ歩き運動を紹介します。

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年齢で変わるお尻の形

 一口に「お尻」といっても、年齢によって形が変わってきます。
 まず20代はキレイな半円型。
 後ろから見ると、お椀が手前に突出しているように見えます。
 ここから30代になると、筋肉が減少して脂肪が増えます。
 そのため20代のころと比べると垂れてきます。
 4,50代になると、今度はウエストに脂肪が付きます。
 そうすると四角いシルエットになります。
 そして60代。
 お尻の外側の筋肉が減るので、脂肪が内側に流れていきます。

 ただし、年齢によるお尻の形は、あくまで目安。
 産婦人科医の丸田 佳奈先生によると、生活習慣やダイエット、トレーニングなどによって大きく変わるそうです。

たれ尻を治して腰痛予防・改善に

 たれ尻を治すことで腰痛の予防,改善に効果が期待できる。
 そう話すのは、麻酔科医の北原 雅樹先生。

 番組内で、掃除機や洗濯物干しなど、前かがみになると腰に激痛が走ると語った中山エミリさん。
 お尻がどれくらい垂れているか計測してみると、同身長の理想体型からヒップトップ(お尻の一番高いところ)は-5.5cm。
 ちなみに、お尻年齢は48歳。実年齢よりも8歳上でした。

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 では、たれ尻は何が原因なのでしょうか?
 お尻の筋肉は、足を後ろへ動かす役割を担っています。
 そのため、うつ伏せに寝た状態で、太ももを軽く抑えられた状態で足が上がらなければ、筋力の低下が疑われます。
 たれ尻の原因は、①ぜい肉が多いこと、②筋力が少ないことにありました。

 特にたれ尻の原因になるのが、お尻の側面の筋肉の衰え。
 この筋肉が衰えると、お尻全体を支えきれなくなり「四角く」垂れる原因となるわけです。

 人間の身体は、お尻のすぐ上に腰があります。
 そのため、お尻が機能を発揮しなければ、歪みが上下に伝わっていきます。

たれ尻改善~カエル泳ぎ運動~

 番組で紹介された一つ目の運動がこちら。
 カエル泳ぎ運動です。

  1. うつ伏せに寝て膝を曲げ、足の裏を合わせます。
  2. 1の状態からお尻を締め、膝を床から1cmだけ浮かせます。
  3. 2の状態を15秒キープ

 これを1日に3セットすると効果的。
 1cmだけ膝をあげることで、お尻に負荷がかかるそうです。

腰痛・お尻に効く~ダチョウ歩き運動~

 次に紹介されたのがダチョウ歩き運動。
 中腰の姿勢を保ちながら、前後に4歩ずつ歩きます。
 なるべくお尻の高さを上下しないように歩くのがポイントです。

たれ尻に効く~カニ歩き運動~

 こちらは、左右に歩く運動。
 ポイントは腕をしっかり挙げて、胸をしっかり張り、お尻を出すこと。
 この姿勢を保ちながら、いつもは歩かない方向に歩くことで、いつもは使っていないお尻の筋肉が鍛えられるそうです。

 1週間トレーニングを続けた中山エミリさん。
 ヒップトップは2.2cm上がり、お尻年齢は44歳に若返っていました。

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