今年はスギ花粉のピークは終わりましたが、まだ花粉に悩まされている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
かくいう私もその一人。二十年来の花粉症持ちです(汗)
花粉がひどい時には、目や鼻だけでなく、喉が痛くなったり、何ともいえないムズムズ感がありますよね。
水道の下に持って行って、タワシでゴシゴシ擦りたくなるような(;^_^A
そんな花粉症による喉の痛みでお悩みの方に、痛みの原因と、痛みを即効で取り除くオススメの方法を紹介します。
目次
花粉による喉の痛みの原因は
花粉症の人が、目のかゆみや鼻水だけでなく、喉の痛み,かゆみにも悩まされるのはなぜでしょう?
調べてみると、いくつか理由がありました。
喉で花粉症のアレルギー反応が起きている
花粉が喉に付着すると、細胞からヒスタミンなどの化学物質が分泌されます。
これにより、咽頭や場合によっては気管が炎症を起こし
喉の痛みや、独特のムズムズ感が現れます。
口呼吸で喉粘膜が渇いている
花粉症で鼻が詰まると、ついつい口で呼吸してしまいます。
こうなると、喉の粘膜が直接外気に晒されて乾いてしまいます。
すると、喉粘膜の炎症を引き起こしてしまうことに
炎症した粘膜で感染症になっている
さらに、口で呼吸していると口内の唾液が減少し、免疫が弱まります。
そのため、乾燥で荒れている喉粘膜に、細菌が付着して感染症になることも
風邪もひき易くなりますから、酷い場合は咳が止まらなくなったり
喉から出血することもあります(>_<;)
喉の痛みをを即効で治す!!3つの方法
まず始めに、うがい
花粉が原因で喉が痛くなった訳ですから、まずは喉に付着した花粉を取り除きましょう。
ハッカ油でうがいをするのがオススメです。
コップに200ml程度の水を入れ
そこにハッカ油を2,3滴加えたもので、うがいをしてください。
普通に水でうがいするよりも、スッキリするはず*^-^*
くれぐれもハッカ油の入れ過ぎにはご注意を
濃すぎるとハッカ油で喉が痛くなります。
次にマスクを使う
うがいをすることで喉に付着した花粉を取り除けても
何もつけていなければ、再び花粉を取り込んでしまいます。
うがいをして喉を綺麗にした後は、必ずマスクをつけるようにしましょう。
やってしまいがちですがNGなのが
一度アゴの下までずり下げたマスクで、再び口と鼻を覆ってしまうこと
これをやると、アゴや首に付着していた花粉がマスクの内側についてしまい、結局花粉を吸引することに(>_<;)
お仕事で電話を使うことが多い方などは、特に注意が必要です。
加湿して粘膜をいたわる
マスクの次におすすめなのが、加湿です。
花粉による喉の痛みは、喉の粘膜の炎症による場合もあります。
特に、口呼吸のために粘膜も乾燥しがち。
加湿器で喉粘膜をいたわりましょう。
加湿器がない場合は、アロマディフューザーで代用できます。
もっと荒っぽい方法だと、電気ポットで蓋を開けたままお湯を沸かすなんて方法も(^_^;)
ただし、外が寒いと窓が急激に結露するので、その点はご注意ください。
花粉症の喉の痛みを治す方法~まとめ~
色々書いてきたので、まとめたいと思います。
・花粉症の喉の痛みは、アレルギー反応,喉の乾燥,炎症が原因
・喉に違和感があるときは、うがいで花粉を洗い流す。
・うがいをしたら、マスクをして再び花粉を吸い込まないように
・荒れた喉粘膜は加湿することでいたわりましょう
色々書きましたが、この記事で紹介したのは、あくまで対症療法です。
花粉症で喉が痛くなってからの、改善策ですね。
一番良いのは、花粉症の症状を抑えることでしょう。
「花粉症かも」と思った人は、意地を張らずに病院に行くのがオススメです。
簡易検査なら500円程度で出来ますし、内服薬,点鼻薬,目薬の3つを処方してもらっても3,000円程度です。
街中のドラッグストアで買うよりも安いんです(*^^*)
今年も、スギ花粉もピークは終わりました。
あともう少し!!花粉症の季節を乗り切っていきましょう(*^▽^*)