一日の中でも、気温の寒暖差が激しい秋。
血管が激しく収縮と拡張を繰り返し、心筋梗塞が増えやすくなる季節でもあります。
そんな時期に血管年齢若返りに効果が期待できる飲み物が、緑茶+しょうが。
この記事では、ショウガ緑茶の作り方や上手な飲み方を、食品医学研究所の平柳 要 先生のコメントともに紹介します。
ショウガ緑茶の有効成分
生姜には、血糖値・悪玉コレステロールを下げ、中性脂肪を抑える効果が期待できます。
さらに、緑茶にはカテキン界最強といわれる、エピガロカテキンガレートという物質が含まれています。
こちらは血圧や血糖値をコントロールしてくれます。
ショウガ緑茶の材料と作り方
ショウガ緑茶の材料は、緑茶の茶葉とショウガだけ。
緑茶を淹れたら、すり下ろしたショウガ(小さじ1杯)を混ぜるだけです。
ポイントは、ショウガを皮ごとすり下ろすこと。
皮は栄養価の高い部分だからです。
また、ショウガの汁を使うことも重要。
緑茶を淹れる際には、沸騰させたお湯を使わないのもポイントです。
これは、熱すぎるとエピガロカテキンガレートが壊れてしまうため。
適温は80℃。
一度、別の容器に移してから急須に入れると適温になります。
出来上がったショウガ緑茶は、食前と食後に一杯ずつ飲むのが理想的です。
ショウガをするのが面倒な人は・・・
健康にいいとは言っても、毎回ショウガをすり下ろすのは大変。
そこで、簡単・便利な方法が、すりおろしたショウガを凍らせて作り置きしておくこと。
作り方は簡単。
製氷皿の一マスごとに、すりおろしたショウガ小さじ一杯と、粉末茶葉 小さじ1/4を投入。
あとは水を入れて冷蔵庫で凍らせたら完成です。
味噌汁やお茶漬けなど、ちょっとした薬味が欲しい時に便利です。
また、ショウガの辛みが効いているため、料理に使うと塩加減を薄くできるのも嬉しいポイントです。