記録的な猛暑のこの夏
冷たい飲み物やお酒に手を伸ばしがちですが、そうすると弱ってしまうのが肝臓。
疲れがたまりやすくなり、熱中症にも繋がります。
そんな肝臓の働きを強化してくれるのが枝豆
手軽に調理できて美味しい、今が旬の食材です。
特に、ビールと枝豆は医学的にも理にかなった組み合わせでした。
脂肪を燃焼し、肝臓を活性化し、肌の老化を防ぐ。
そんな枝豆の食べ方&調理法を紹介します。
目次
脂肪燃焼、肝臓、美肌~猛暑を乗り切る枝豆のすごいパワー
プルミエールクリニック院長 医学博士の星野 泰三先生によると、
ビールと枝豆は医学的に見ても理に適った食べ方。
枝豆にはアルコールを分解するアラニンという成分が豊富。
お酒と一緒に食べると、悪酔いや二日酔いを和らげる効果が期待できます。
枝豆が日本で食べられるようになったのは平安時代から。
江戸時代には「枝豆売り」という仕事もあったとか。
枝豆の脂肪燃焼パワー
枝豆には脂肪燃焼を促す、コリンとオルニチンが含まれています。
コリンは余分な脂肪を身体につけないようにしてくれる成分。
食事から摂った脂肪や糖を優先的にエネルギーとして使われるようにサポートしてくれます。
そのため、体内に脂肪や糖が蓄積されにくくなります。
一方で、オルニチンは身体の代謝を上げ、脂肪や糖の燃焼を促進してくれます。
特におススメの食べ方が、枝豆ごはん。
炊くときに枝豆から流れ出たコリンがご飯に染み込むため、効率よく摂取することができます。
ただし、枝豆は調理の仕方を間違えると栄養成分のほとんどが失われてしまうので、注意が必要です。
肝臓の働きを活性化してくれる枝豆
枝豆には肝臓の働きを良くしてくれる、コリンとメチオニンが含まれています。
メチオニンは体内の老廃物の排出をサポートしてくれる成分です。
枝豆と一緒に食べると肝機能アップが期待できる食材がカキフライ。
枝豆のコリンの働きを、カキに含まれる亜鉛がサポートしてくれるからです。
ちなみに、カキフライの油ですが、枝豆と一緒に食べるとコリンが分解してくれるので心配ないそうです。
居酒屋で唐揚げやポテトフライを食べるときも枝豆と一緒に食べるのがオススメです。
枝豆の美肌効果
枝豆は、夏の強い日差しでダメージを受けた肌の回復にも役立ってくれます。
肌の改善、美肌効果が期待できる成分が大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンはポリフェノールの一種。
非常に強い抗酸化作用があるために、髪や肌の潤いを保つのに効果が期待されています。
また、大豆イソフラボンは血液中のコレステロールを排出し代謝を促進してくれます。
その結果、シミの原因であるメラニン色素を抑制し、肌の状態を良くしてくれます。
さらに枝豆の薄皮には食物繊維が豊富に含まれています。
薄皮も一緒に食べると、美肌効果が期待できます。
脂肪燃焼成分を失くさない!!正しい調理法
家庭でよく作られるのが枝豆の塩茹で。
ですが、>脂肪燃焼成分のコリンとオルニチンは水に溶けやすいため、茹でるとお湯に流れ出てしまいます。
実はもったいない食べ方だったんですね。
>枝豆の成分を有効に摂取するには、フライパンで蒸し焼きにするのが正しい調理法。
蒸し焼きの場合は、枝豆500gに対して水100ccを入れます。
中火で、水が蒸発してなくなるまで5分くらい加熱します。
ちなみに、水を使わない調理法として電子レンジもありますが、こちらは高温になりすぎて栄養素が壊れてしまうためNGです。
冷凍食品の枝豆で、レンジでチンしなくても調理できるものは、自然解凍するのが栄養面からベターです。
他にも、枝豆のさやの端を切り落としてから調理するのはNG。
食べやすくなるし、味も染み込みやすくなりますが、栄養成分が茹で汁に溶け出してしまうからです。
枝豆の正しい保存方法
枝豆を買ってからすぐに食べない場合、
蒸し焼きにしてから冷凍するのが正しい保存方法です。
枝豆は新鮮なものほど栄養成分が豊富。
収穫してから時間が経つほど有効成分は失われていきます。
冷凍保存が栄養をもっとも損なわない保存法です。
ただし、生のまま冷凍にしてしまうと、今度は解凍してから調理するときの火加減が難しくなります。
そこで、あらかじめ蒸し焼き調理してから冷凍するのがベストな保存方法です。
枝豆の一日の摂取量は?
医学的に正しい、1日の枝豆の摂取量は、さや付きで役120g。
片手で軽く2掴み程度です。
食べ過ぎるとカロリーの摂りすぎになるので要注意。
美肌効果UP~名医も注目の枝豆最強レシピ
大豆イソフラボンを効率的に摂取できるのが、枝豆の呉汁。
作り方は簡単で、生の枝豆をすり潰して、味噌汁に混ぜるだけ。
大豆イソフラボンは、枝豆の奥深くに取り込まれている成分なので、すり潰さないと出てこないそうです。
お腹が弱っているときにも素早く栄養を吸収できます。
脂肪燃焼、肝臓、美肌~猛暑を乗り切る枝豆のすごいパワー~まとめ
猛暑を乗り切るには、枝豆は茹でるより蒸し焼きで。
すり潰すと大豆イソフラボンが効率よく摂取できます。
疲れが取れない時は、カキと一緒に食べると疲労回復効果がUP。
夏場に手軽に摂れる食材の枝豆。
猛暑を乗り切るために、食卓の常備菜にするのもいいですね。
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