9月16日放送、初耳学。番組で放送された、暗い席で食べると太る研究結果の真相、また、6kg減量するごとに、友達が2人減るというデータについても紹介します。
レストランでは太る席と痩せる席がある?
アメリカのコーネル大学が、27のレストランを3ヵ月間調査して得られたデータです。
それによると、窓際や照明の明るい席に座った人はヘルシーな食事を、
逆に、店の奥の暗い席や個室を選ぶ客は、重い食事を好む傾向があったそうです。
さらに、入り口から離れれば離れるほど、サラダを頼む確率が減り、デザートを頼む確率が増えていました。
番組では「暗い席での食事は太る」と紹介されていました。
(ただし、暗い席を好む人が重たい食事を選びがちなのか?
もともと重たい食事を食べようと考えていた人が、お店に入って暗い席を選ぶのか?
番組での放送内容からは、それらの因果関係については分かりませんでした)
6kg減量するごとに、友達が2人減る?
こちらはイギリスのクーポン券サイトの調査によるもの。
1年半ダイエットを続けて6kg以上減量した人に生活の変化について調査したところ、81%の人が「減量中に友達が減った」と答えたそうです。
さらに、失った友達の数は6kgの減量のたびに2人。
理由は、痩せたことへの嫉妬や、付き合いが悪くなったなどのライフスタイルの変化でした。
小太りが長生きする?
ダイエットというと、とにかく体重を落とすことに目が行きがち。
肥満の程度をあらわすBMIでは、
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))が25以上だと肥満とされています。
ところが、日本人で最も長生きしているのは小太りの人。
男女ともに最も死亡率が低いのは、BMI25~30未満の人です。
これは、日本と肥満基準が世界基準とズレているため。
日本での肥満の境界線は25以上とされていますが、世界基準だと30以上。
25~30未満の人は、世界基準だと標準体型となるわけです。
実際、少し小太りくらいの方が、健康状態、免疫力ともに高く、癌や肺炎になりにくいそうです。
過度なダイエットは、健康にも良くないというデータでした。