『主治医が見つかる診療所』~美肌,肥満解消,ガン予防にもなる腸活の極意を紹介します~


 腸の中の細菌は約1000兆個!!
 乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌のほか、悪玉菌もいます。
 そんななか、最近特に注目されているのが超悪玉菌
 正式名称は毒素産生フラジリス菌
 腸の粘膜を傷つけて、炎症を起こす、さらには大腸がんを発生させる菌です。
 統計的には1割の人が持っているそうなので、日本人の保菌者はなんと1000万人!!

 この超悪玉菌を倒すには、腸内環境をよくすること。
 善玉菌を増やすことが重要です。

 そこで、この記事では、美肌になれて,健康的に痩せて,ガン予防にもなる
 番組で放送された、腸内環境を改善する極意を紹介します。

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まずは腸内環境チェック

 番組内で最初に紹介された、腸内環境のセルフチェックシートがこちら
 10項目のうち、何個当てはまるかで、現在の腸内環境が分かります。

・便秘や下痢が多い
・便が黒っぽいことが多い
・排便に3分以上かかる
・吹き出物が多い
・おならが臭いといわれる
・運動不足だと思う
・肉が大好き
・野菜をあまり食べない
・タバコを吸う
・お酒をたくさん飲む

 4個以上あてはまると、腸内環境が悪い可能性があり
 腸の中に悪玉菌が沢山いる可能性があります。
 6個以上あるとレッドカード。
 すでに腸内に炎症が起きている可能性があるそうです。

 ちなみに、腸内環境がいいときの便は、便器の中で浮くそうです。
 これは、善玉菌の餌にもなる食物繊維を十分に摂取できていると、便の中に含まれる空気が多くなるからだそうです。
 食事の際には、肉:野菜の割合が1:3が理想的です。
 

腸内環境の改善の味方 ヨーグルト

 ヨーグルトの健康効果は主に善玉菌の一種である乳酸菌によってもたらされます。
 乳酸菌が腸に届くと、善玉菌が増えて悪玉菌が減り、便秘や下痢が減ります。
 さらに、肥満の改善や美肌効果も期待できるそうです

ヨーグルトの選び方

 健康効果はどのヨーグルトでも期待できます。
 というのも、ヨーグルトとは『1mlまたは1gあたりに1000万個以上の生きた乳酸菌が入っているもの』
 これが厚生労働省の省令によって定められた、ヨーグルトの定義です。
 どの時間軸で見てもこれだけの数がいるためには、市販される時点で10倍以上の乳酸菌が入っている必要があるそうです。
 そのため、国内で市販されているどのヨーグルトを選んでも、乳酸菌の健康効果が期待できます。

 ちなみに、選ぶ時のコツはある一つのメーカーを決めて、2週間食べること。
 人それぞれ、腸内環境は異なりますから
 それで便通,便の臭いが問題なくなれば、自分に合っていると判断できます。

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ヨーグルトを食べるタイミング

 多くの乳酸菌を摂りたければ食後がオススメです。
 これは胃酸によって乳酸菌が死にやすいから。
 空腹で食べると、乳酸菌がバタバタと倒れてしまいます。

 食後だと、すでに食べたもので胃酸が薄まっているため、乳酸菌が生きたまま腸に届きやすいのです。
 また、乳酸菌だけでなく、酵母菌,納豆菌,麹など複数の菌を摂ると、善玉菌の働きがよくなるそうです。
 そのほか、オリゴ糖などビフィズス菌のエサとなる食物も一緒に摂るのがオススメです。

乳酸菌を増やす保存法

 乳酸菌は冷蔵庫の温度だと増えません。
 朝食べるときは、前日の夜に冷蔵庫から出しておくと良いそうです。
 封が開いていないものが望ましいですが、食べかけのヨーグルトの場合は、ラップなどで密封し雑菌が入らないようにしておくことが重要です。

 ヨーグルトを温めるとと乳酸菌が活性化します。
 適温としては40℃くらいが限度。
 50℃になると乳酸菌は死滅してしまいます。
 そのため、食事の際に暖かい食べ物にヨーグルトを後のせするといいそうです。

 番組内で紹介されたのがリンゴホットヨーグルトです。
 作り方は簡単です。
①.リンゴをざく切りにします。
②.①を700wのレンジで30秒くらい温めます(目安は熱いけれど触っていられるくらい)
③.温めたリンゴとヨーグルトを混ぜて完成

 リンゴが柔らかくなって繊維が吸収されやすくなります。
 また、リンゴのオリゴ糖がビフィズス菌のエサになります。

腸内環境を改善するのに良いのは辛い物

 辛い物、すなわちスパイスは腸の動きを活発にします。
 一方で甘いものとは糖質、これは腸が活発に活動せずとも消化・吸収できてしまうので怠けてしまい腸内環境が悪くなるそうです。
 オススメはカレーや生姜、七味などのスパイス類。
 ベストコンビネーションは、きのこと辛い物。火鍋がオススメだそうです。

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腸内環境をよくする ズボラ腸活

 続いては番組で放送された、料理を頑張らずに作れる
 腸内環境をよくするレシピを紹介します。

もむだけでOK!!腸にいい絶品漬物

 そのお漬物とは、サゴハチ漬け。
 漬け床に、塩:米麹:コメが3:5:8で入っている漬物です。
 麹菌などの働きで、腸内環境を改善してくれます。
 ぬか漬けのように掻き混ぜる必要もなく、揉みこんで冷蔵庫で一晩おいておくだけでOKです。

 イチオシがアボカドの漬物
 30分~1時間でつかるそうです。
 善玉菌の餌になる食物繊維が豊富なアボカド
 別の番組では、ガン予防に効果のある食材として紹介されていました。
 詳しくはこちら
 →ガン予防にはライム&アボカド!! 世界一ガン死亡率が低い国 メキシコのレシピを紹介します

 また、魚や肉もサゴハチ漬けにできます。
 こちらは4,5時間漬け込むだけでOKです。

炊飯器にいれるだけ!!食物繊維たっぷりのご飯

 雑穀米を炊飯器で炊くときに粉寒天を入れるだけです。
 分量は米1合に対して粉寒天1g
 もちもちした食感になって、雑穀米が食べやすくなるそうです。

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帰宅後1分で出来る味噌汁

 使うのは、作り置きした味噌玉
 味噌玉とは味噌に具材を混ぜてラップで包んだもの、
 お湯を注ぐだけで簡単に味噌汁が出来ます。
 
 作り方は結構簡単です。
 まず、ボウルに味噌を入れて、おかかと昆布の粉を入れます。
 そこに、具材となる乾燥わかめと乾燥えのきをいれます。
 番組内ではカラフルな味噌玉が紹介されましたが、乾燥梅肉を混ぜ込むと赤色に、青のりを混ぜると緑になるそうです。
 作った味噌玉は冷蔵庫で2週間程度は保存できます。

外食でもできるズボラ腸活

 外食でも出来るズボラ腸活が、エゴマ油のちょい足し。
 エゴマ油に含まれるオメガ3という油成分は、腸の中で善玉菌のエサになります。
 こさじ1杯のエゴマ油をおかずやみそ汁にかけるだけで、味を変えずに善玉菌を増やすことが出来ます。

腸内環境をよくするコツ~まとめ~

 最後に、番組内で紹介された腸内環境をよくする極意をまとめておきます
・ヨーグルトは一晩常温で置く。食べるのは食後。
・温かいものに後のせすると、善玉菌が活性化。
・肉も野菜も付けられる三五八漬けは腸活に最適
・他にも、寒天ご飯,味噌玉,エゴマ油がオススメ

 番組内で紹介された腸内環境をよくする極意は、すぐに実践できるものばかり。
 少しずつ取り入れて、美肌,ダイエット,ガン予防を目指したいですね(^^)

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