義母と娘のブルース 原作の結末(ネタバレ少し) & ドラマ版の見どころ

注意
 原作漫画をまだお読みでない方、そして発行元である、ぶんか社様および今後Blu-ray化も検討されていらっしゃるでしょうドラマの制作関係者の方々の御意向にも配慮し、当サイトでのあらすじの紹介は簡単なものに控えさせていただきます。
 座談会形式で登場人物の会話を書き起こしたり、心情、情景を逐一文章化するような態様のネタバレは御座いませんので、予めご了承ください。

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『義母と娘のブルース』原作のあらすじ(ネタバレ少し)

 原作は『義母と娘のブルース』『義母と娘のブルース Final』の2冊構成。

 全体は大きく分けて3つのパート、
・亜希子とみゆきの出会い、良一との死別まで
・高校生になったみゆきと、パン屋でパートを始めるあきこの生活
・結婚し子供もできたみゆきと、社会復帰したあきこ
 に分けることが出来ます。

 ちなみに、上の3つのうち真ん中については、公式に「高校生・パン屋編」という名前がついています(『義母と娘のブルース Final』あとがき より)
 ここから先は、それぞれのパートを少しだけ詳しく見ていくことにしましょう。

『義母と娘のブルース』原作のあらすじ(ネタバレ少し)~その1~

 岩木亜希子(32歳)は仕事一筋のキャリアウーマン
 宮本良一と結婚することになり、連れ子のみゆきにも会いますが、名刺を差し出すビジネスライクな挨拶を怖がられ嫌われてしまいます。
 (ちなみに、みゆきの正確な年齢の描写はありませんが、その後の展開から小学2,3年生であるものと思われます。)

 ですが、誰に対してもまっすぐに向き合い、何事にも真摯に取り組む亜希子。
 みゆきへのいじめを解決し、噂好きの近所の主婦を手なずけ、PTAのボスすら圧倒。
 会社を辞めて専業主婦となり、みゆきとも徐々に心を通わせていきます。

 そして迎えたみゆきの林間学校。
 夜になって、3人で暮らす家が一番安心するところだと気づくみゆき。
 一方で亜希子と良一もデートしていました。
 実は、二人が結婚したのは単に互いの利害が一致したから。
 病気で余命いくばくもない良一はみゆきの母親を探し、家族のいない亜希子は人恋しさから良一と仮面夫婦となることを決めたのでした。
 そんな二人でしたが、デートの帰りは手を繋いで家路につきます。

 その後も、慣れない家事をなんとかこなしていく亜希子。
 母親を亡くしてからふさぎ込んでいたみゆきにも笑顔が増えていきます。
 みゆきを気にかけ、時にはいじめるふりをして絡んでいた同級生のヒロキは、みゆきに絶交を言い渡します。

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 それからしばらくして、公園にピクニックに来た宮本家。
 みゆきの自転車の練習を手伝っていた良一が倒れ、そのまま入院します。
 良一の死期を悟り、自分の気持ちに気づく亜希子と良一。
 お互いの想いを確かめ合った二人は結婚写真だけでも撮ろうと約束しますが、その約束が果たされることはありませんでした。
 約束から3日後、良一が急逝します。

 葬儀の席でもいつも通り、そつなく立ち振る舞う亜希子。
 ヒロキに言われて向かった先には、台所で湯呑みを洗うみゆきがいました。
 「これからひとりで生きていかなきゃ・・・」と話すみゆきに「私があなたのお母さんになる」と言う亜希子。
 涙を流して二人は抱き合います。

 葬儀から数日後
 亜希子はみゆきに、これからも主婦でいることを伝えます。
 そして「私にそっくり」とも。
 そんなみゆきでしたが、亜希子のことを「お母さん」と呼べずにいました。

 

『義母と娘のブルース』原作のあらすじ(ネタバレ少し)~その2『高校生・パン屋編』~

 それから7年後
 みゆきは高校生になりました。
 亜希子のことは「義母さん」(かあさん)と呼んでいます。
 家事は得意になったものの、相変わらず家でもスーツ姿な亜希子。
 みゆきは学校でも立ち振る舞いを褒められますが、相変わらず数学(算数)は苦手です。
 亜希子に育てられたみゆきは、男子に告白されても「鋭意検討して善処します」と断ったり、「ちょっと変な子」に育ちました。

 亜希子はパン屋でパートを始めます。
 一方のみゆきは友人の後押しもあり、彼氏づくりに取り組むことに。
 タイミングよく告白してきた同級生の相川君に「恋する!努力をするね!」と宣言します。
 (1巻はここまで。最後に、おまけまんがとして、生前の良一と、亜希子の病院でのやり取りを見ることができます)

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 採用したものの、バリキャリの雰囲気が漂う亜希子に気圧されていたパン屋の店長(麦田 章)。
 ですが、亜希子がみゆきのことを話すうちに打ち解けていきます。

 みゆきは、通学途中にヒロキの落としたハンカチを拾ったものの渡せずにいました。
 (二人は小学校以来絶交していました)
 結局、こっそりヒロキの鞄にハンカチを結び付けて返します。
 一方のヒロキも痴漢に会っているみゆきを助けるなど、みゆきを気にかけてはいましたが仲直りできずにいました。

 相川君を好きになる努力をするうちに、そもそも人を好きになるのがどういうことか分かっていなかったと自覚するみゆき。
 亜希子に相談する中で、自分のヒロキに対する恋心に気づきます。
 その後、通学途中のヒロキを待ち伏せして仲直りに成功します。
 相川君を傷つけたことに落ち込みますが、「君が後悔するような男にならなきゃいけない」と男磨きに励む相川君。
 期せずしてモテ期が到来します。
 そして、みゆきとヒロキも付き合うことになります。

 一緒に働くうちに、章は亜希子に惹かれていきます。
 亜希子は亜希子で、徐々に自分のもとから離れていくみゆきを思う気持ちが、独占欲や依存心であることに気づきます。
 パン屋が成功したら、パートを辞めて経営コンサルタントになることを決意します。

 亜希子を口説き落とそうとする章。
 みゆきとヒロキも後押ししますが、結局デートに誘ったお台場でフラれてしまいます。

 仕事に生きることを決めた章。
 ずっと一緒にいようと誓う、みゆきとヒロキ。
 亜希子は経営コンサルタントとして社会復帰します。

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『義母と娘のブルース』原作のあらすじ(ネタバレ少し)~その3~

 それからさらに十数年後。
 みゆきはヒロキと結婚。
 子供も生まれ(希美と大樹)姑と暮らしていました。
 (姑は亜希子がかつてPTA会議でやり込めた、PTAのボスでした)

 還暦間近となった亜希子はコンサルタント会社社長になっていました。
 今までとは打って変わって、その外見は、ゼブラ柄のジャケットに巻き髪といった「アゲアゲ」に。
 ですが、部下からの人望が厚い上司です。

 あるとき、亜希子が会社から帰るとみゆきがいました。
 姑とケンカして家を飛び出してきたというみゆき。
 久しぶりに会う孫に、亜希子は名刺を差し出して挨拶をし、おびえられます。

 家出してから1か月
 ヒロキから「戻ってこないか」と電話で聞かれますが、「帰りたいけど・・・帰れないの」と話します。
 一緒に暮らすうちに、みゆきも亜希子の老化に気づいていました。
 そんな二人の会話を聞き、引っ越し屋を手配してみゆきをヒロキの元に送り返す亜希子。
 でしたが、その晩、取引先との飲み会で酔いつぶれ、路上で倒れます。

 亜希子が気が付くと、そこは病室。
 みゆきとこれまでのことを話した亜希子は、引退し、ヒロキや孫たちと暮らすことになりました。

 気難しい姑を手なずけたみゆき。
 亜希子も少しずつ孫と打ち解け、一家で仲睦まじく暮らします。
 それからほどなくして亜希子は他界します。

 葬儀会場で「親孝行できたのかな?」と涙ながらにヒロキに話すみゆき。
 その後ろでは、娘の希美が男の子に「はじめまして」と名刺を差し出しながら挨拶していました。
 みゆきはクスクスと笑い出します。
 顔をあげたみゆきの頬には涙が伝っていましたが、その顔は微笑んでいました。

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『義母と娘のブルース』~原作の感想~

 とにかくサラ~っと読めちゃいます。
 私は読むのが遅い方ですが、それでも全話読み切るのに3時間くらい。
 読むのが早い人なら1時間程度で読み終えてしまうのではないでしょうか?
(すごく素敵な作品ですから、是非じっくり読んで欲しいとは思いますが(^_^;)

 そのぶん、サラっと読めてしまう分、やや淡白な印象をうける場面もちらほら
 亜希子や良一が心を通わせるシーンや、みゆきと亜希子が抱き合って涙を流すシーンなど印象的な情景が数多く登場する原作。
 実写化されるとどうなるのでしょう?
 今から第1話放送が待ち遠しい>>『義母と娘のブルース』でした。

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