鯉のぼりを飾るのはいつから、いつまで?飾り終わった後の上手な片づけ方も

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 今年も子供の日が近づいてきました。
 小さいお子さんのいらっしゃる御家庭だと、五月人形や鯉のぼりを飾ってあげるかもしれませんね。

 ところで、この鯉のぼり
 いつから、いつまで飾ればいいのでしょう?
 また、飾り終わったあとの片づけ方は?
 そんな、鯉のぼりに関するお作法をご紹介します。

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鯉のぼりはいつから、いつまで飾る?

 鯉のぼりは、元々江戸時代の武家で始まった風習です。
 その頃は、旧暦の5月5日頃まで飾れていたようです。

 その後、時代が下って現代のように「新暦」が使われるようになると
 「5月5日」という日付のみが名残として残り、春分の日から5月5日に飾られるようになりました。

 地方によっては現在でも旧暦に合わせて飾るところもあるそうです。
 (ちなみに、2018年だと6月18日が「旧暦」の5月5日にあたります
 また、町おこし、村おこしイベントの一環として、地区の住民が一斉に鯉のぼりを飾るところも(ノ゚ο゚)ノ

 基本は春分の日(3月21日)~5月5日ですが
 お住いの地域に合わせて、前後することもあります。
 隣近所のご家庭の様子も見ながら決めるのがいいでしょう。

飾り終わった鯉のぼりの片づけ方は?

 せっかく綺麗に飾ってあげた鯉のぼり
 来年も綺麗に使えるように、丁寧に洗ってから片づけたいですね
 けど、鯉のぼりって口の部分には針金が入っているし、金箔も使われていたりします。
 どのように洗ってあげればいいのでしょうか?

 まず、洗濯機で洗うのは、ネットに入れるとしてもNGです。
 洗濯機で攪拌すると、口の部分に入っている針金が生地を突き破ってしまうことも
 洗うときは、必ず手洗いにしましょう。
 サイズの大きい鯉のぼりの場合は、浴槽に洗剤液を作って洗うのもアリです。

 また、洗剤も中性洗剤以外はNG
 これは口に入っている金属部品の錆や、金箔の劣化を防ぐためです。
 漂白剤も塩素系,酸素系を問わず使用はNG
 汚れの気になる部分は、生地の裏から濡れタオルをあてて、表側から乾いたタオルで軽くたたくといいでしょう。

 洗い終わった後は、生地の退色を防ぐためにも陰干しで
 (もっとも、鯉のぼりは屋外に飾ることを前提に作られています。
 そのため比較的紫外線に強い、ナイロンやポリエステルといった素材で出来ています)
 金属部品の錆を防ぐためにも、扇風機で弱めの風を当てるなどして、素早く乾かしましょう。
 金属部分がサビて、生地に滲んでしまうと鯉のぼりの口の周りが赤茶けてしまいます(・・;)

 乾き終わったら、仕上げに金属部品の防錆も忘れずに
 防錆にはオイルを塗っておきます。
 有名なのは、呉工業の556ですが、スプレータイプのものはオイルが飛び散ります。
 生地に付着すると、そこだけ水玉模様に変色してしまいます。
 なので、オススメはスティックタイプ

 無効性なので、衣類のジッパーや食器棚の蝶番などにも使えます
 一本持っていると、家中で使えるオススメアイテムです(*^^*)

 余分なオイルはティッシュで拭きとってください
 最後は綺麗にたたんで箱に入れ、来年まで湿気の少ない所で保管してください。
 お疲れ様でした=^-^=

鯉のぼりを飾るのはいつから、いつまで?飾り終わった後の片づけ方 ~まとめ~

 色々書いたので、最後にまとめておきましょう

・鯉のぼりは、現在では春分の日(3月21日)~5月5日まで飾るのが一般的
・地方によっては旧暦に合わせたり、地域住民で一斉に飾るところもあるので確認が大事
・洗うときは洗濯機や漂白剤はNG。必ず中性洗剤を使って手洗いで
・金属部品の錆を防ぐためにも、乾かすときは素早く。オイルを塗って防錆処理まですれば完璧!!

 飾るときも、そして後片付けも結構めんどくさいですね
 けれど、一年に一度しか使わないもの
 また来年も気持ちよく使えるように、しっかりケアしてあげましょう。

 綺麗な鯉のぼりで、また来年もお子さんの成長を祈ってあげられるといいですね(*’-‘*)

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